2022年10月
■2022年10月
マセラティは、「グラントゥーリズモ」に電動モデル「フォルゴ―レ」を設定して、2022年10月3日に発表した。
新たに設定された「グラントゥーリズモ フォルゴ―レ」は、フォーミュラEで培った最先端の技術で開発された800ボルト技術をベースに、300kWの強力な永久磁石モーターをフロントに1基、リアに2基の計3基搭載。バッテリーの容量は92.5kWhと公称され、連続的に560kW(760PS)のパワーをタイヤに伝達することができるという。技術的な構造面では、アルミニウムやマグネシウムなどの軽量素材と高性能スチールを併用している。
エクステリアは、虚飾要素を取り除いて、美しさと機能性の理想的なバランスを表現した。 長いボンネットと4本のフェンダーが交差する中央のボディは、マセラティの全てのモデルに共通するクラシックなプロポーションを踏襲。また、ルーフラインはダイナミックに下げて、アイコンであるトライデント(三叉槍)のロゴを配したピラーのカーブを強調している。
インテリアでは、マセラティ・インテリジェント・アシスタント(MIA)のマルチメディアシステム、最新のインフォテインメント、主な機能をタッチスクリーンのインターフェースに集約したコンフォートディスプレイ、デジタルクロック、ヘッドアップディスプレイ(オプション設定)などを装備した。
その他、マセラティの象徴的なエンジン音が体感できる「ソナス・ファベール (Sonus faber)」の3Dサウンドシステムを備えている。イタリアの音響職人によって設計・製造され、標準では14スピーカー、860W出力、オプションでは19スピーカー、1195Wの出力を持つ3Dサウンドにより、奥行きのあるサウンドとユニークな丸みのあるサウンドを実現したという。
同時に、75周年を記念した限定モデル「75th アニバーサリーエディション」を設定している。