ハイブリッドカーについて質問です。 レクサスGS450hのハイブリッドは、プリウスのハイブリッドと違うと言われたのですが、全然意味が分かりません。 どう違うのか、優しく説明してください。

Answer 1

プリウスのハイブリッドシステム

トヨタハイブリッドシステム2(THS2)は
エンジン出力を
}駆動軸
}発電機
に分配するので、シリーズ:パラレル方式と言われる。
この方式は効率が良く燃費に優れるが、一方で運転する楽しみは損なわれる。


レクサスGS450h

2段変速リダクション式ハイブリッドシステムで後輪駆動用に開発された。基本的なシステムはTHS2ですが、プリウスのシステムは時速100k位から急激にトルクが落ち込む弱点がありますが、2段変速リダクションにする事でそれを克服しました。このシステムの特徴はパワーを引き出すのに有利だが(そもそもエンジンが大パワーだが)、システムが高コストになる。


結論

プリウス
燃費最優先

レクサスGS450h
パワー最優先

のハイブリッドシステムです。

質問者からのお礼コメント

分かりやすい回答に感謝です。
ありがとうございました。

Answer 2

FRレイアウト用の動力分割機構によるハイブリッドシステムが採用されています。
50型プリウスとのFRレイアウト以外の違いは、モーターのリダクションギヤが固定か2段階切替かの違いと各デバイスの性能差です。
プリウスは30型よりモーター出力にリダクションギヤを設けて、モーターの小型化を進めています。
これによりモーター回転数守備範囲が広がる代わりに、モーター駆動の車軸トルクを増大させています。

GS450hはリダクションギヤを2段とする事で、低速域ではリダクションギヤによるトルク増大効果を得、高速域ではリダクションせずにモーター回転数守備範囲を抑えています。

新型プリウスPHVでは、発電機も駆動モーターとして使う「デュアルモータードライブ」機能も加わり、システム構造上はGS450hよりも高い効率となっています。