ランボルギーニ ウルス 「すべてがスーパーなSUV」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

まるも 亜希子
まるも 亜希子(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
5
燃費
2
価格
3

すべてがスーパーなSUV

2021.10.29

年式
2017年12月〜モデル
総評
お金と駐車スペースに余裕があれば欲しい、何もかもがスーパーなSUV。ファミリーでも使えて、アウトドアレジャーにも行けて、時にはスーパースポーツカーとしての走りも楽しめる、贅沢な1台だと思います。
満足している点
4座タイプは後席もパワーシートで、前席と同じように快適。まるで飛行機のプレミアムシートのようです。レザーをはじめアルカンターラなど最高級の素材を使ったインテリアで、女性もうっとりする空間となっています。
不満な点
ランボルギーニの他のモデルのように、大きな段差はあまり気にしなくていいですが、ボディサイズが大きく全幅が2016mmもあるので、狭い駐車場でははみ出してしまうことも。駐車スペースに余裕のある家向けです。
デザイン

5

鋭い眼光と大胆なエッジを効かせたフロントマスク、獰猛なエアインテークやキャラクターラインなど、このとんでもない存在感は誰がどう見てもランボルギーニ。全体の2/3がボディ、1/3が窓という黄金比率も踏襲しています。
走行性能

5

4.0LのV8ツインターボは850Nmという驚異的なトルクですが、走り出すと予想外に紳士的で丁寧な加速にビックリ。そして高速道路はもちろん、市街地のストップ&ゴー、細い葛折りの山道など、どんなシーンでも弱点のない上質かつパワフルな走りは極上です。
乗り心地

5

23インチホイールを見て「絶対に硬いはず」と思った予想は大きく外れ、後席でも不快な振動もノイズもほとんどなく、リラックスできる乗り心地に感動。でもSPORTモードにすると、途端にゴツゴツとワイルドになります。
積載性

5

5人乗り仕様で615L、4人乗り仕様でも574Lとたっぷりの容量を確保。深さと奥行きもたっぷりあります。後席を倒すと最大1596L、奥行き1050mmになり、積み下ろしの際はリアの車高を下げることも可能です。
燃費

2

欧州換算値で約7.9km/Lと、当たり前ですが燃費が良いはずがありません。人や荷物が多くなればさらに実用燃費は悪化しますので、燃費を気にする人は乗らない方がいいSUVです。
価格

3

ベースが2800万円ほどでも、いろいろなオプションをつけるとあっという間に3000万円オーバーに。ですがリヤドアがあり5人まで乗れるランボルギーニはウルスしかないので、その価値がわかる人にはちょうどいい価格かも。
まるも 亜希子
まるも 亜希子
自動車ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌編集者を経て独立。雑誌、ラジオ、TV、トークショーなどメディア出演のほか、モータースポーツ参戦や安全運転インストラクターなども務める。2006年より日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員日本自動車ジャーナリスト協会会員。YouTube「クルマ業界女子部チャンネル」、「おっさん on boad」にも出演中。
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