ランボルギーニ ヴェネーノという車がありますが、調べたところかなり多額で調べた当初は3台しかないと書いてありました。

Question

説明も色々書いてあったのですが、あまり詳しくは分かりませんでした。

素人ですが、その車のすごさに興味を持ってしまったので、ランボルギーニ ヴェネーノについて詳しくおしえていただけるとありがたいです。

なぜあそこまで高いのかや、車の詳細について、教えてください、お願いします。

Answer 1

流れで言うと、市販車のムルシエラゴをベースにカーボンボディをのせ、ムルシエラゴの部品から厳選したものが使用し、20台限定でレヴェントンが作られ、この技術をベースにムルシエラゴの後継であるアヴェンタドールが発売された。
そしてアヴェンタドールをベースにヴェネーノが製作された。
ちなみにレヴェントンは日本にもあります。
ヴェネーノは3台限定+ロードスター9台限定。
馬力もムルシエラゴ640PS、レヴェントン650PS、アヴェンタドール700PS、ヴェネーノ750PSとパワーアップしてきてます。
すごいのは何より量産しないので、デザインも何も無茶なことができるってところ。性能的にはブガッティヴェイロンの方が上ですが。
芸術作品ってところでしょう。
あと、こういう限定車はメーカーが認めた人にしか販売されません。
メーカーに購入者が招待されて、その人に合わせて作ってくれます。オーダーメードです。納期1年とかも。
単にお金があるだけでは売ってくれません。
中古でこういう限定車が出たとすると新車価格を大きく上回ります。
つまり、メーカーに認められた人がもっとも安く買えるってこと。
だから、こういうクルマを新車価格を上回るすごい値段で購入したことを自慢する人は、逆に言うとメーカーには認められず新車購入が出来なかった人ってことになる？？

質問者からのお礼コメント

とても分かりやすい回答をありがとうございます。やはりすごい車なのですね！

Answer 2

ちょっと下の方に一つ、アヴェンタドールがベースじゃないんですかね?ヴェネーノは?レヴェントンがムルシエラゴのベースだったと思いましたが。

Answer 3

ちなみにヴェネーノは、製作されたのは4台。うち1台はランボルギーニの博物館にあります。

ヴェネーノのベースはムルシエラゴで、これにカーボンのボディを被せたモデルです。

まず、カーボンボディを製作するのには、車のボディが入るくらいのデッカイ焼き釜が必要になります。貼り付ける小さなパーツを作るのとはワケが違う。
これが、東レの技術協力により新規に造られています。

さらに、ムルシエラゴの部品の中から精度を厳しく選りすぐって職人が手作業でパーツを組み上げています。例えば100個部品を造ったとして、それぞれにバラつきがありますから、ミクロン単位で組み合わせることができるのは1個か2個くらいしか無いのです。

他の精度が合わない部品は、量産されるムルシエラゴへ回されます。（それでも精度は厳しい基準がある）

あとは、こういうモデルは超お金持ちがステータス(自慢)で買う物だから、普通の金持ちでは買えないくらいに高ければ高いほどいいのです。
4億円に対して、制作費は1億も無いんじゃないかな…だいたい、モーターショーに出すコンセプトカーがワンオフで製作されて、数千万円から1億円と言われているわけですから。それに比べても、ベースになるムルシがあるわけだし。

このヴェネーノで使われたカーボンボディの技術が、次のモデルのアヴェンタドールに活かされており、アヴェンタドールはカーボンモノコックボディになっています。
ムルシエラゴまでは鋼管スペースフレーム、つまりはパイプを溶接して基本シャーシを作る方式です。

ヴェネーノで設計されたカーボンの焼き釜は、アヴェンタドールでも使われているわけです。

Answer 4

あそこまで高い理由？


簡単に考えて欲しい。
車ってのは作るのに何億も何十億も何百億もするんだ。
ヴェネーノはベースになる車があるからまだいいが、そんなにカネをかけても3台の限定販売なんだぞ？
あの値段でも利益って出てるのかね？

ちなみにトヨタがLFAを作った際、3,750万円で販売しても、逆ざやだったという話もある。