ジャガー XJシリーズ のみんなの質問

解決済み
回答数:
1
1
閲覧数:
319
0

【旧型ジャガーXK】基本は1960年代の設計!?

1996年~2006年までの初代XKは

ベースがXJ-S(1975年~2006年)、

そのXJ-SのベースはXJ6(シリーズ1)というのは本当ですか?

シリーズ1のXJは1968年登場なので、

40年近く前の基本設計のクルマが1000万円オーバーで売られていたということですか??

XタイプやSタイプが頻繁に非難されていましたが、

最新の欧米車をベースにしたXやSの方が

ハード面としては当時のXJやXKよりもはるかに上だと思ってしまうのは私だけでしょうか??

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

ベストアンサーに選ばれた回答

仰る通りです。

ただしシャシーと言っても、フロントサブフレームとリアサブフレームは完全に切り離せる設計で、それゆえフロントサスとリアサスの形状はかなり異なります。
ですから下回りのプラットフォームが同じ(ミニ四駆でいうと電池を入れる所だけが同じと言う感じ、モノコックですから厳密には違いますが)だけであとはほとんど違うことになります。
それでも、フロントサスはXJSとX308の中間くらいの設計、リアも1987年に発表されたXJ40用のものを改良してキャリーオーバーしていたので、サスペンションも採用時点でかなり古い設計のものを使っていたことになります。

逆に言うとXJSが如何に当時優れていたかと言うことの現れでもあります。
アストンのDB7はXKよりももっと多くのシャシーの部分をXJSと共有していますが、420馬力のV12を搭載してそれを受け止めていました。
XJS自体も設計こそ古いですが、大きな改造もなく、レースで400馬力超のエンジンを乗せて走り回っても大丈夫と言うような頑丈さを誇っていたので、ずっと使えたのでしょう。実際今乗っても静かで乗り心地の質は多くの車より上です。


Xタイプが非難されていたのは、ジャガーと言う高級スポーツサルーンにおいて、FFのしかも大衆車のシャシーが用いられていたからです。
実際、FFではアピールが弱いという事で最初は4WDのみの設定でしたが、車重は重く、燃費も悪くなり、小さなサイズでジャガーらしさを出すために室内が狭くなるという辛い条件が重なってしまったのが、評論家の悪評を呼ぶ原因となりました。


Sタイプはリンカーンのシャシーを使っていたので、好事家には嫌われましたが、評論家の評価は割と高かったはずです。
リンカーンは勿論高級FR車ですから、いくらアメ車と言っても基本が悪いわけはありません。
しかも前後サスは新設計でX350とおなじでした。
ですからこれも仰る通り、ハード面としては旧XKよりSタイプの方が間違いなく上です。


しかし、車と言うのは何でも設計が新しい方が正義と言うわけにも行かないのですね。
いかにもジャガーらしい乗り味と言う点においては新設計のシャシーの方が味が薄かったりするわけです。
1000万を超える車と言うのは性能ばかりではなく、それが如何にブランドイメージを表現しているか(如何にジャガーらしく見えるか)とか、乗り味が如何にイメージと合っているかとか、そういうプラスアルファのアピールがなければ売れませんから、ある意味古い設計のシャシーでも顧客の求めるものを満たしていればそれで良かったわけです。
実際XKは初代の最終の方が2代目の初期よりも未だに中古車価格高いですからね。

その他の回答 (0件)

その他の回答はまだありません

「みんなの質問」はYahoo!知恵袋の
「自動車」カテゴリとデータを共有しています。

あわせて知りたい

ジャガー XJシリーズ 新型・現行モデル

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

ジャガー XJシリーズのみんなの質問ランキング

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離