ヒョンデ TB 「この車の「本質主義」は、是非国産コンパク...」のユーザーレビュー

この車の「本質主義」は、是非国産コンパク...

2003.6.26

総評

この車の「本質主義」は、是非国産コンパクトカーに見習って欲しい。

無駄な装飾やインテリアを整える前に「本来車として何が重要なのか？、我々は何を求めて購入しているのか？」と言った哲学を改めてつきつけられたような気分です。
もし自分が多数のコンパクトを所有していたら、「ちょいとコンビニまで」なんて出かけるときはついついこのＴＢを選んで出かけてしまいそうですから。
革靴やスニーカーではなく、サンダルのような一台です。

それと、これといったインパクトもないので「あまり出回っていない」という点が唯一の個性となるやもしれません。あらゆる面で「地味」なのは否めませんから。
とはいえ「目立った欠点がない」という消極的な褒め言葉、言い換えれば「基本に徹してマジメに作られた車」というこの車最大の特長が、現行するコンパクトカーたちの中では大きな個性となってしまうことが大変な問題ではないでしょうか。
真剣に車を選ぶ者からすれば、この価格帯の車に求めることは「上質」ではなく「良識」なのですから。
「売れる車」ではなく「いい車」がもっと出てくることを！！
以上は試乗レビューですが、とにかく欲しくなったのでした。

韓国製ってことでアレルギーはあるかもしれませんが、これからはブランド意識などに左右されず、自分の目を信じて、良いと判断したものを選んでゆかねばならないなぁと。

満足している点

・韓国車というアレルギーが払拭できていないからか、まだまだ乗ってる人が少ない
・掛け心地のよいシート
・このクラスでは確実に広い方に入るであろう室内
・優秀な安全性能
・なんと言っても、原点回帰を思わせる「実用性重視」のつくりであること。
・安い！
これはヒュンダイ全般に言えますが、同じクラスの外車を買おうとする場合、輸入車だと国産の３割増しくらいになってしまいますが、ヒュンダイならむしろ２割引きくらいでユーロテイストを味わえます。んで大きな欠点も見当たらず、よく出来てる。

不満な点

・欧米向けなだけにアシが固い。
・一番下のグレードでスピーカーがありながら完全なオーディオレス（ラジオすらない）ってのは意味不明。
・以上は我慢できる範囲内ですが、なんと言っても燃費が・・・。
推測ですが、車重がある故、リッター10キロくらいしか走らないのでは？(
下に記しているのも予想です）
安さがウリなんだから、実用性重視のつくりなんだから、そこだけ直せば本気で優秀なのにと。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験