軽自動車の部品の質は、ホンダが飛び抜けて良い。というのは本当でしょうか？

Question

会社を経営しており、次に社用車として購入する軽自動車を検討しております。
付き合いのある自動車修理工場の方にどのメーカーの車がオススメか聞いたところ、「圧倒的にホンダです」と回答されました。

その理由としては「部品にかけているコストが他のメーカーと全く違う」という事でした。
徹底的なコスト管理がなされている軽自動車の中ではかなり良心的で、そういった面から評価するなら、「ホンダ一択」だと言うのです。
日々様々なメーカーの車を分解、修理している熟練修理工の言葉ですので、信憑性はあるのかな？と思いますが、実際のところどうなんでしょう？

その修理工は別にホンダの回し者とかでもなく、仮に私がホンダ車を購入してもその方には何もメリットが無く、中立な立場からの意見だと思います。

個人的な意見として、最近のホンダ車のデザインは一部の車を除いて、最悪レベルだと思っています。
しかし社員も乗る車ですので、デザインは二の次で、品質と信頼性を優先したいと思います。
もし彼の言っている事が本当ならホンダ軽自動車の購入を真剣に検討したいと思います。

どなたかそのあたりの事情にお詳しい方、ご教授頂けたら幸いです。
実際に購入するのがどういったジャンルの軽自動車か。というのは度外視し、使用している部品・工業製品としての質といった面での判定・ご意見を頂きたいです。
宜しくお願い致します。

補足

あと、その修理工が言うには「ホンダの軽は部品にコストをかけているからその分乗っかって、他のメーカーの軽自動車より販売価格が高く設定されている」という事でした。

Answer 1

設計思想みたいな根本的な基準の違いはあるように感じます。

まず、ホンダの内装、プラスチックは硬いのですぐ割れます。
その分、部品同士を接続させればぴっちり嵌まり、外れない。

分解整備する側からすれば、ホンダ車は一番やりたくないわけですが、新車の状態だけを見るならしっかり作られていると言えます。

そういう、後先考えず性能の良い車を作ることだけを優先している傾向が随所に見られます。

例えば、ライフ。
オイル交換すると、オイルがドライブシャフトに直撃し、オイルまみれになります。
ドレンボルトも奥の方にあって工具が入りません。
これでは作業ミスを誘発するし、ドライブシャフトブーツの早期劣化に繋がる。
オイルパンの形状を少し見なおせば済む話も、放置されています。

例えば、バモス。
エンジンが車体中央に位置し、オイル交換するためには荷台のフロアマットを外す必要があり、二列目シートを動かさないといけません。
つまり、オイル交換のたびに二列目以降の荷物を撤去しないとオイル交換すらできないのです。
これが、他社だとオイルの注入口を車体側に設置し、レベルゲージをタイヤの隙間などに配置し、わざわざ荷台から作業しなくてもオイル交換くらいはできるように考えています。
ホンダはそこまでの頭がない。

他にもプラグ交換ができない車もあるし。
作業性を無視した設計が多々見られます。

Ｎシリーズのフレームは、インナーフレーム構造。
一般的な車は骨に皮をかぶせた構造で、骨が潰れなければ事故しても元に戻る。
インナーフレームは皮を重ねて骨を作るようなもので、事故ればアウト。元には戻らない。
効率よく、良い物を、より安く、作って売ることだけ考えている。
それはすばらし車作りです。
ただ、後のことは知りません。
そういう設計思想が見られるので、個人的には好きじゃない。

部品個々の質の善し悪しは、特に何も感じません。
経営努力はどこも同じようにしているでしょう。
安い部品で組み立てて、高く売ってるメーカーは無い。
安い車は安いなりだし、高い車はしっかり作る。
ホンダは新機構や新技術を独自で手広くやってるわりに開発コストを一番に削ってるかもしれませんね。
リコール多発で見切り発車が多い印象です。

質問者からのお礼コメント

たくさんのご回答を頂き、誠にありがとうございました。非常に参考になるお話がたくさんあったのですが、大変詳しく実例を挙げて解説して下さった、こちらのご回答をベストアンサーに選ばせて頂きました。
品質の良し悪しは様々な意見がありましたが、「ホンダが独特な企業理念を持ったメーカーである」という事は確かなようです。
社用車はホンダを第一候補とします。
実際に買って、乗って、感じてみたいと思います。

Answer 2

私はホンダ・ダイハツ・スズキの軽自動車乗って来ましたが、ホンダが故障が一番多かったです。

新車時から軋み音が凄く、4万キロでステアリングギヤボックスが壊れ、ヘッドライトのクリア塗装も薄いので、他のメーカーが黄ばむだけなのがホンダはクリア塗装剥がれます。

ホンダは確かにコスト掛かっていると思われますが、無駄にツインプラグとか、専用開発なだけにコストが高いだけで、高い＝良いとは別問題！

だから、リコール多発します。

他のメーカーはある程度はサプライヤーメーカーから部品を購入する形でコストを下げており、サプライヤーメーカーも色々なメーカーに部品供給する事で安く良いものが出来ます。

ホンダは独自開発が多い中、無理なコストダウンによるテスト不足でリコール多発していました。

よって、ホンダの軽自動車部門はN-BOXが唯一軽自動車では売れているとは言え、現在軽自動車部門は赤字らしいです。(部品の多くの開発コストが掛かり、採算が圧迫されている様です。）

スズキも2012年以前のモデルは電装系・オイル滲み等の故障は多いイメージですが、現在はだいぶ良くなりました。

とは言え、スズキは燃費やエンジンのスムーズさは良いけど、質感はホンダやダイハツに負けます。

ダイハツは冷却水漏れやオイル滲みがありましたが、現在は改善されました。

ダイハツは現行ムーヴとキャストは新型シャーシで良いですが、エンジンはコストが掛けられずキャリーオーバーの旧型です。


軽自動車用CVTはダイハツはアイシン精機・スズキと三菱（日産）はジヤトコ・ホンダは独自開発です。

アイシン精機やジヤトコはそれぞれ普通車用CVTも造っており実績が豊富ですが、ホンダはホンダ車でしか使われないのでコストも高いです。

とまあ色々書きましたが、ホンダは当たり外れがある！スズキは質感が低い！ダイハツは樹脂パネル採用で歪みがある！

走りと安全性ならホンダ
先進性と燃費ならスズキ
バランス的にはダイハツ
デザインだけなら三菱（日産）かな？

そんなイメージですね！

Answer 3

ホンダってエンジンが売りなので、エンジンはしっかりしてる傾向かなって思います。
ダイハツや鈴木はちょっとオイル交換スパンを短くしないとダメだなって感じですね。
オイルの潤滑ラインの設計とかに普通車の技術が活きてるんじゃないでしょうか？
エンジントラブルの軽自動車ってホンダでは殆ど聞かないですね
オートバイでも、ホンダ以外はオイル交換サイクルを短くしてくださいって言う業者もいますから


車体とかも、普通車メーカーなら普通車の部品と共用してる部品もあるので耐久性もある程度は良いかと思います
スズキやダイハツだと軽自動車競争も激しいので、安くって要素も大きいので保障期間ギリギリの設計になり易いのかもしれませんが、手入れさえしてれば十分車体は使えると思います。
去年ですが、板金屋の設備を借りて自分の車（30万キロの普通車）のタイベル交換をした時に予定より時間がかかってしまい、板金屋さんのご好意で車を借りたのですが、20年前のスズキ・ワゴンRでした。
エンジンは流石に3速ATなのもあって非常に走りが重たいのですが、車体だけはしっかりしてて凄く程度の良い固体でした。
ただ、普通の人にすればドアの閉まる音や車体の痛み具合よりもアクセルを踏んで走り出したときの加速感や反応の良さのが判り易いので、ホンダが良いって印象にもなり易いんだと思います。

それと、金銭的都合から軽自動車を買う人って値段で選ぶ傾向もあるのでスズキかダイハツを選ぶ場合が多いかと思います。
その場合は保守管理費もケチってしまうので、オイル交換を怠ってエンジン不調とかの割合も多いんじゃないかって感じがします。
軽自動車であえてホンダを選ぶ人ってのはある種の拘りがある人多いかと思うので、保守管理もよい傾向にあると思います。

軽自動車ですから、非力で不満を感じ易い車を買うよりはエンジンが良いホンダを購入されたほうがストレスも少ないかと思います。
ですが、社員の事を考えるとかいうのであれば小型車のが快適で、より安全ですからフィットとかを選んでも良いかと思います。
将来的には軽自動車の優遇措置も縮小方向ですし、小さく安く作ることで耐久性が落ちて10万キロ程度で買い替えをするよりも、普通小型車のがライフを伸ばせるので減価償却期間の延長もし易いですからコスト的にも軽自動車のメリットは薄いと思います。

Answer 4

スバル組 とか ホンダ技研組 とか 仲が悪いですｗ

スズキさん 三菱さん ダイハツさん は 部外者？？？

違いは 好きか？嫌いか？だろうｗｗｗ

違いは無いぞｗｗｗ

すばる・ほんだ って 独自路線だけど・・・・

評価は高いか？？？？

意外と 三菱が 好いのかも？？？？

弩田舎に行くと三菱の軽トラック かなり古い奴が主役ですよね？

Answer 5

ホンダはイイ車ですよ～！

快適で、燃費が良くて、かっこいい。
価格は他社に比べて安いほうですよ(*^-^*)

修理も安いからね。
耐久性もピカイチ！！

品質もいいです。
信頼性もいいから人気なんです。

修理工の行っていることは間違いです。

軽自動車の中でいいのはズバリホンダ！！

Answer 6

たぶん、その話はホンダは古い車の部品でも型が
あれば何十年前の部品でも作ってくれる
という話が伝わっていくうちにそういう話になったんだと思いますね。

ホンダだと例えば軽トラックがありますが
あれはエンジンがミッドシップにあります。
それでドライブシャフトが短いのですが
同じような馬力の軽トラックと比べて
よく走ります。どういうことかというと
ドライブシャフトが短いのでフリクションロスが
少ないからです。

そういう感じで、よく考えられて作られてるのも
ありますが、ホンダ全体としてみるとどうですかね。
スズキでもよく考えられてるのもあります。

ただ車メーカーの中でもあるとこは、儲けにならないと
古い部品を作らないとこがあって、そういう良心的でない
あくどい商売をしてるとこもあります。
やたら部品が高いとこもありますね。
そういうメーカーの車ほど壊れるんで話にならないですね。
どこがいいか、悪いかは言いませんが。

Answer 7

ホンダの車でベルト鳴きなんて無いでしょ
スズキ、ダイハツなら当たり前にお約束です
エンジンも拘ります
アクティなど耐久性は抜群です
クランクプーリ廻りは一番重要です
そのあたりから違います

Answer 8

多分それはありえない
下請け工場に「インドで作ることになったから」と言って簡単に切る
しかも現地の作業員を連れてきて「作業を見せてあげて」とか平然と言ってくるような会社だからね・・・

修理する側から言わせて貰えば品質なんて何処も大して変わらない

メンテナンスを依頼する工場がホンダに特化していない限りはホンダ車はお勧め出来ません

Answer 9

さあどうでしょう。
知り合いはホンダ軽トラック10年20万ｋｍに乗っていましたが
価格の安いスズキに乗り換えました（10万安い為）
知り合いの修理業者はスズキは故障が多いとの事。

Answer 10

粉末冶金で構造部品を製造したり、NC旋盤やマシニングで加工した経験が有りますが部品の品質は他社と同じでしたので特別品質が良いなんて事は無いですね、ホンダは設計において独自性が有り最悪の整備性なので整備したくないメーカーのトップですね。

Answer 11

製造業に勤務しており、仕事の関係上、部品加工の取引先に良く出かけますが、自動車関係の部品を製造されている会社にもよく行っています。
そこでよく耳にするのは、
■ホンダ
・丸投げなので、細かな要求は少ない。
・コストダウン交渉をあまりしないので、利益を出やすい。
・注文数のフォーキャストは出しているものの、突然注文を止められることが良くある。
・品質については寛容で多少の不具合は買い取ってもらえる。
■T社
・設計者やデザイナー要求にこだわりがあり、現場の立会い時に納得がいくまで修正を求める。
・コストダウン交渉が厳しく、定期的にコスト削減を求められる。
・注文数は安定している。
・品質は厳しく、一定の水準を満足しないと、返却されることもある。

つまり、ホンダの部品は質が良いから高いわけではなく、きちんとコスト交渉をしてないので高値で取引されてるというわけです。
T社中心に製造されている取引先は安心して任せることができますが、ホンダがメインの取引先は品質問題が多いです。