ホンダ・ステップワゴンのターボやスバル・フォレスターのターボは何故ハイオク仕様ではないのですか？ ターボ付きにしては遅いと思います。 ハイオク仕様にすれば、もっと過給圧を上げれると思うのですが。

Answer 1

mmw********さんへ

何事にも按配・バランス点という物が在ります。
商品を企画する場合にも、色んな功罪を挙げて検討して、仕様が決まる。広告戦略も決める。
訴求する客層が、レギュラーガスで燃費を気にする層なのであれば、ハイオク仕様というだけで商品性が下がってしまう。
そういう事を勘案した結果、だと思うんですね。d(^^;)

>ハイオク仕様にすれば、もっと過給圧を上げれると思う
上げてどうするんでしょ? そういう走りを期待していないのでは、商品性Upに成らないのでは??

で、、、(以下余談)
エンジン技術は未だ未熟です。夜明け前と言っても良いかもしれない位に。
と言うのは、アイドル回転から大気圧の2倍という高過給圧を常用し、排気量を半分にする、という特許が成立し公報されているからです。「倍で 半分」
発案者はこのお方です(-人-)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%BC%E5%9D%82%E5%BC%98

兼坂式ミラーシステムによるアトキンソンサイクルエンジン、では長過ぎるので略してK-ミラーエンジン。

「ダウンサイジング」コンセプト、つまり過給でトルク・出力を絞り出し、出力Upした分だけ排気量を減らすと、ピストンとシリンダーの摺動面積という、各種摩擦損中に占める割合の大きい物をガクッと減らす事が出来ます。
同じ仕事で比べた場合に、損が少ない、飯の食いが少ない。
出力と言うのは、燃焼で得た高圧を膨張させて仕事に変換して取り出す。この時、差っ引かれる税金が少ないと効率が良い。d(^^;)
だからダウンサイジング、過給での規模縮減を目指すのです。

単に過給圧を上げる。と各部の熱的負担が増える、燃焼室の壁が熱く成る。のでノッキングに代表される自己不正着火を起こし易く成る。起こしたら溶けて吹き飛ばされる様にして壊れちゃう。
ので、燃焼室容積を増やして圧縮比を下げた。(圧縮上死点温度が下がる)
しかし大事な膨張比も一緒に下げる事に成り、膨張不足で高温の排気がポートを流れる事に成って過熱する。
これを、過濃混合比やもっと注ぎ入れて気化潜熱で燃料冷却したりすると、燃費激悪に成る。
だから過給が掛かる手前で運転したりする様に成る。
のでは無くて、燃料冷却しないで運転出来る様にしたい。
その為には可変圧縮比技術、圧縮比を下げて行っても高膨張比を維持する機構の実現が求められている訳です。
やっとながら、一部実現し始めた。から「ダウンサイジング」を標榜する車・エンジンが増えて来た訳です。ですが、公報されている特許技術と比べると
・理想の高膨張比14に迫れているか
・スロットルバルブを廃止出来ているか
という点で完成度が測れる。
現状ではそこ迄行っていない、技術が追い着いていない、部品価格が下がり切っていない等の要因で、過給圧も未だ低いまま。
という状況なのです。無理はイケマセン d(^^;)

Answer 2

本来はダウンサイジングターボはハイオク仕様でないと燃費や環境性能、パワーがでないです

しかし、日本人はハイオク仕様の車を敬遠します
燃料代が高いと勘違いもあります
本当はペイ出来るくらいに燃費が改善しますが…

Answer 3

ミニバンやSUVにとって、回しきったときの絶対的なパワーは飾りだからですね。これらに本当に必要なのは燃費と低回転域から素早く立ち上がるトルクです。ベタ踏みパワーを追求するより、いっそモーターアシストの方が賢い

ロングストローク化して燃費と低域トルクを稼ぐ。エンジンが無闇に重くなるよりターボチャージャーで軽くした方が燃費が良い。ハイオクなんて使ったら直噴リーンバーンの制御が面倒になるのでレギュラーが良い

なーんも間違ってません

速いクルマが欲しければ異なるモデルタイプを選ぶべきでしょう

Answer 4

日本人は「レギュラー」にこだわるからだそうです

→ハイオク仕様にしたほうが燃費も動力性能も環境性能も上がるのは分かってますが、日本人はとにかく「レギュラー」が求めるそうです。

Answer 5

・多くの一般ユーザーが求めてないから（圧倒的な速さよりそこそこの性能とランニングコストの方が大事）

・そもそもCAFE規制があるので燃費の悪い車は数を売りたくないから

個人的にも国産車のくせにハイオク仕様の（ターボ）車とかまったく欲しいと思いません。私の車は現行型フォレスターのターボですが、レギュラー仕様の性能で実用性は十分です。

Answer 6

ダウンサイジングターボだからです。

ターゲット層はハイオク車を求めていないです。

Answer 7

従来のレギュラー仕様2.0/2.5LクラスのNAエンジンの代替となるダウンサイジングターボなので、スポーツモデルのターボみたいな高出力を狙ったものではなく、省燃費と維持費軽減を狙って作られたエンジンだからです。