ホンダ ステップワゴン 「2月初旬、購入のうれしさのあまり、北海道...」のユーザーレビュー

2月初旬、購入のうれしさのあまり、北海道...

2004.2.14

総評

2月初旬、購入のうれしさのあまり、北海道で仕事があったので、馴らしをかねえてドライビングを楽しんできました。行きはずっとフェリー、帰りは夕張-函館-青森-関東と1000ｋｍぐらいの走行でした。タイヤはトーヨーのガリット2。ミラーバーン、新雪、凍結路、圧雪、シャーベットなどさまざまな路面や高低差のあるところを走行しましたが、基本に忠実に操作すれば、まったく問題ありませんでした。路面は千差万別なので、それぞれスリップの限界はみな違いますが、すべりはじめの感触もつかみやすく、ＡＢＳもそれなりに仕事してくれますので、通常の使用では問題ないのではないでしょうか。

通常の除雪してある場所の場合、一番注意するのは如何に止まれるかであって、四輪駆動の性能云々ではないような気がします。タイヤの性能のほうが重要です。二輪駆動でもバランスさえ良ければ十分かもしれませんが、4WD装置がついているのは精神的に安心感があるのでしょう。実際にステップワゴンのリヤの駆動力を感じ取ることは私にはできません。オデッセイから4WDのシステムが変わってよくなっていることが、うらやましい限りです。しかし2～3速を使って3000回転以上で前後のタイヤを滑らせながらのコーナーリングは痛快ですし、十分早いです。

満足している点

11年式4WDからの乗り換えです。5年近くたつと多くの進化がわかります。Ｄレンジのまま信号待ちでブレーキを踏んで停止していても、静かで振動がごくわずかなこと。窓がより大きくて開放的。フットレストが広くなった。シートの質大幅アップ、1日500ｋｍ近く走行しても疲労感は激減。明るく見やすい自発光メーター。エンジンの素晴らしい出来。排気量アップに伴うトルクアップはもちろんのこと、3000回転以上のバンドがミニバンであることをちょっと忘れさせてくれる。雪の峠で3000～4000回転域を2速、3速で楽しんでも、5～6km/Lの高燃費。長距離を丁寧に走行すると9.5km/L以上のエコ燃費。燃費に関しても文句はありません。ドアのたてつけも良くなって、ボムと気持ちよい音で閉まる。リヤドアも良くなっているが、半ドアになりやすいので、イージークローザーは必要。ハンドルがよりきれるようになっています。スライドする2列目シートのおかげで、バイクなどの大物収納により柔軟に対応できるようになった点。ブレーキの利きもＯＫです。

不満な点

4WDはなぜ15インチタイヤになるのか、理解できないし不満です。もしコストダウンが理由なら商品企画が間違っていると思います。外観はスパーダが良かったのですが、シートの色が家族には大変不評で、２４Ｌの明るい内装にしました。内装と外装は自由な選択ができないのは残念なことです。サスペンションは、多分良くなっているのかと思いますが、もう少し締まったダンピングの利いたほうが好みです。リヤのウォッシャー液が余り上まで上がらないのでワイパーのふき取り範囲が狭い点。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験