ホンダ ステップワゴン 「開放的室内、使いやすく多様性に富んだ車。...」のユーザーレビュー

開放的室内、使いやすく多様性に富んだ車。...

2001.11.18

総評

開放的室内、使いやすく多様性に富んだ車。５ナンバー車なのに広い室内、寝泊り、食事、仕事、多人数の乗車、大きな荷物の運搬と、役立つことこの上ない。それでいて、使いやすく、動力性能、静粛性、乗り心地もこの手の車としては特に不満のない出来栄え。買替えの時期ということもあるが、気に入ったので、半年後にFMCのノアを待たずに決めた。手を抜けるところは抜いたなと思わせる部分が見え隠れするが、動くべきところはスムーズであり、当り前の品質も、造りは確かである。ただシートの居心地だけは、使う人のニーズ・用途にもよるが、手放しでお勧めできない。欲をいえば、高速での風切音、燃費があと一歩向上すれば、極めて満足度の高い車になるだろう。

満足している点

①電動スライドドアは便利。これで片側スライドドアの不便さは80％解消。片側ドアの良い面が生きる。
②ワゴン車としては低床であること。アイポイントの高いワゴン車が好きな個人の希望と、老人を乗せる機会が多いので、乗りやすい車にしたいという　　矛盾する悩みにやや答えてくれているのがこの低床と電動スライドドア。で　もまだ高いので、補助ステップのオプションがあると良い。　
③セカンドシートのドア側の補助席？は、人を乗せて走るシートとしては問題だが、私はここが気に入っている。たたんでおけば、サードシートの昇降が　楽に出来る。また使えば老人がセカンドシートでこの席を介して昇降するときにアシストシートになるのである。（高さを5ｃｍ位下げれると良いが）
④広々とした開放的な室内。多彩なシートアレンジ。
⑤細かいことではエアコンのダイヤル（回転）式ツマミが気に入った。AV機器なども含め　レバー式とか、押しボタン式が主流になったが、まわして合　わせるというのは、昔懐かしい思いがして、調整ツマミはこうあるべきだと思う。デザイン、造りも良い。

不満な点

①パールホワイトを選んだがも、っと輝きのある白であって欲しい気がする。
②燃費は８～９ｋｍ/ｌ位で並のレベルかもしれないが、13.5ｋｍ/ｌの公称値、低速回転でよく走るので期待したが、思ったほどではないのが不満。
③購入前に気になっていたのがスタイルから予測される高速での風切音。100ｋｍ位までの総合的な静粛性はまずまずだが、100ｋｍを超えるあたりら、風切音が気になってくる。あと10ｋｍ/ｈ高速でこのレべルに抑えたい。
③シートの座り心地は運転席もしっくりしない。本田車は初めてのマイカーだが、こうゆう不満は、過去の車ではなかった気がする。多彩なシートアレンジを優先させたのだろうか。特に後シートのヘッドレストの高さ不足は安全に関わるので背の高い人が乗っても良いように調整範囲を大きくして解決出来るハズだ。「子供喜ぶ」といってＰＲしているが、大人への適応からは逃げている気がしないでもない。
④スライドドアサイドにアシストグリップは良いが、頭上のグリップを省いてしまったのはいただけない。お年寄りが乗り込むのにあったほうが良い（ここに市販のつり輪をつける）
⑤好みの問題だが、バンパーのデザイン、両サイドのグレー色がいただけない。損傷時の部分交換を配慮したのは評価するが野暮ったい。ディラーも発売早々から同色塗装を施して売り込みしてるのが、本田らしくて面白いが。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験