ホンダ ステップワゴン 「「シンプル」さは薄らいだが、新たに「上質...」のユーザーレビュー

「シンプル」さは薄らいだが、新たに「上質...

2003.9.3

総評

「シンプル」さは薄らいだが、新たに「上質」さが生まれた。
とくにこの2,4Ｌエンジンは、２速でブン回したときの
スムーズで高級感のある吹けあがりがたまりません。
ハンドリングを楽しむ車ではありませんが、Ｓマチックを
付けてくれるとさらに･･･というのは贅沢な注文ですね。
おおむね満足しています。ただ、やはりライバルに気を取られる
ことなく、「わが道を行く」というのも大事だと思います。
今回のマイナーは大成功のようですが、次なる１手も考えないと
このクラスは激戦区です、すぐ反撃がやってきます。
ステップワゴンであることを感じる、「らしさ」を残した
次期ステップワゴンに期待します。クルマ自体は大変完成度が
高く、片側ドアで大丈夫ならば、絶対１番のおすすめです。
ちなみに私はやっぱり両側がいいかな？と思います。
（運転席側に、RX-8ばりの観音開きのミニドアなんてのがあると
結構便利だと思うのですが、いかがでしょうか？）

満足している点

このクラス最高レベルの走行性能。
現行セレナ2,5Ｌからの乗り換えですが、エンジンフィールは
やはりホンダ！と感じさせる洗練されたもの。
発進時はあんまり２Ｌと変わらない感じ（アクセル反応が
とってもジェントルなので、個人的には好み）ですが、
速度が上がっていくにつれ、全く別物のクルマに乗っている
ようです。ハンドリングも背の高さをうまくカバーした
セッティングで、標準でレグノのタイアが付いていることも
あってか、基本的な運動性能は十分満足できるものです。
あと、ステアリング連動ヘッドライトは夜間走行の多い私に
とっては非常に心強い味方です。よくこのお値段で標準装備
してくれました！また、内装は以前とあまり変わりませんが
ステアリングがアコードと同じものになって、タッチが格段に
よくなりました。スパーダは内装をベージュに選択したかった
のであきらめましたが、３本スポークのステアリング
はもっとカッコよかったです。
あとはスライドドアの窓が全開にできるようになったことや、
２列目～のシートの座り心地が飛躍的に向上したことなど、
なかなか内容の濃いマイナーチェンジだと思いました。

不満な点

ライバルの頑張りによって、本来のステップワゴンの
「素」の魅力が今回失われてしまったこと。でも他の
ユーザーさんの評価が結構高かったので、少し安心しました。
リアランプのカバー色がローズ色でちょっと気持ち悪い。
シンプルにスパーダのような黒色のほうがよかったです。
この点は、テールレンズの交換を予定しています。
高速走行中、５速からＯＤを押すと３速へシフトダウンして
しまうこと。ギアポジションもＤ－２なので、４速へは
アクセルコントロールでしかダウンできないのが不満です。
オートエアコンの操作パネルも表示が小さく見づらく、
ナビを使ってタッチパネルで操作できると非常にありがたいです。
あと電動ドアなのであまり関係ありませんが、現在のホンダの
ドアノブ操作は絶対以前のように改良するべきだと思います。
（モビリオも同じく）人間の感覚にどうも合いません。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験