ホンダ セイバー 「タイプＳは高級車的な味付けのスポーツカー...」のユーザーレビュー

タイプＳは高級車的な味付けのスポーツカー...

2005.2.24

総評

タイプＳは高級車的な味付けのスポーツカーだと思います。このエンジンは他社製では味わえない幸福感を感じさせてくれます。維持費が高い、取り回しが大変、など色々と厄介なところも多々ありますが、ぜひとも長く付き合いたいクルマです。このクラスの高級車に装着されて然るべきと思われる快適装備がついていないことも敢えて走りにこだわって作られたからだ、と考えるようにしています。硬すぎる乗り心地や実用面からスポーティーなクルマに食指が伸びない方は、是非一度、タイプＳを試乗してみて下さい。このクルマが無骨ながらもジェントルな走り屋（笑）の望みを叶えてくれる１台であることを気づかせてくれるかもしれません。

満足している点

１．流麗なデザイン。最近のセダンはスタイリングに伸びやかさがありませんが、このクルマはホンダが本来得意とする、スポーティさと知的さが融合した、洗練されたデザインを持ち合わせています。走り去る姿が美しいクルマだと思います。

２．トルクのあるエンジン。交通法規の遵守は別として（笑）、某ドイツ製高級車に煽られても、意外なまでに逃げ切れます。走行性能に遜色はありません。山道、高原道などのワインディングロードでも「意のままに操る喜び」を実感できます。

３．この排気量のクルマにしては燃費が良い。高速道走行では13km/lにもなります。街乗り中心でも9km/l前後です。これもビッグトルクゆえ、あまりアクセルを踏み込まないでも事足りるからかもしれません。

不満な点

１．皆さんが書かれていることですが、純正ナビがお粗末すぎ。ロムを変えてもほとんど意味なし。このところのインダッシュ式の純正ナビはデビュー当初は目新しいのでしょうが、すぐに骨董品的化石になってしまいます。道案内もかなりいい加減です。よって、室内照明程度にしか思っていません（笑）。

２．この車体なので納得はしていますが、小回りがきかない。最小回転半径が6.0mって・・・(^_^;)。おまけに視界が悪い。Ａピラーの太さから来る右折時の視界の悪さには往生します。また、後方は殆ど見えません。後退するときはバックソナーが頼りです。

３．履き替え可能なタイヤの種類が意外に少ない。タイプＳを名乗っているので、スポーツタイヤを履かせたいのですが、このクルマの純正サイズのスポーツタイヤを探すと非常に選択の幅が限られます。扁平率45にしてほしかった（涙）。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験