ホンダ N-VAN のみんなの質問

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車のボディコーティング施工後の管理ついて-

新車で購入するときに、オプションで施工してもらう、「ボディ保護コーティング」の管理についてですが、コーティング処理していても虫の死骸や鶏の糞とかが付着し乾燥すれば洗車の際にホコリやドロを洗い流すようなわけにはいかなくて、爪先でこすらなければなかなか取れませんですよね! ちなみにWAX保護の場合は被膜があるうちは一発で落ちますがね・・・。
そこで質問ですが、(自分の車はホンダN-VAN2021年式)ディーラーでは「コーティング車にはWAXを掛けないで下さい」と言いますが、なぜでしょうか?べつにコーティングの上にWAXを施しても大丈夫ではないでしょうか、まさかですが、ワックスとコーティングの複合接触で化学的な反応がおきて塗色に何らかの異常が・・・でしょうか?
皆様はどのように考えられていますか?また、コーティングをさらに保護することと付着物が落ちやすくするための塗膜剤なるものがありますか?あれば紹介頂ければ幸いです。

以上ですが、ご指導のほどお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

下記のboo********さんの返答の通りです。

ボディーコーティングには大きく分けて高分子化合物であるポリマー系コーティングと、ケイ素(Si)を使ったガラス系コーティングがあります。

オルガノシラン、ホウ酸シリカ、ポリシラザン、ガラスなど、Si (=ケイ素=ガラス)成分の入った物はガラス系コーティング呼ばれていて、塗装面にSiを定着させる方法として、樹脂・油脂・石油等の有機質溶剤を使用する溶剤タイプと、材料が勝手に共鳴結合する結合タイプ(架橋結合:イオン結合)とに分類されます。
洗車後に吹き付けるだけでコーティングできるものは溶剤タイプの代表的なものです。これらの被膜は0.2~0.3μあります。

ディーラーやガソリンスタンドなどで行われている耐久性コーティングも実は溶剤タイプです。
2液反応硬化樹脂(A液・B液)にオルガノシランを入れ化学反応で硬化させ、塗膜に接着します。コーティングというよりクリア塗装に近い性質で、2~3μの膜厚があるために耐久性に優れていますが、オルガノシランは白色しているため透明感が無く、曇った感じになります。硬化樹脂タイプは接着性が強く、膜厚もあるため下地の磨き作業も簡単に済ませられ、施工時間も短いために利益率が高いメリットがあります。

これらのガラス系のコーティングでは基本性能では親水性です。
施行直後は溶剤に含まれる油脂系や磨き作業での帯電のために撥水しますが、
そのうちに撥水性が無く被膜表面に水が広く広がるようになります。
見た目に施工感が無いので、その後に撥水剤やワックスをかけることもあります。
また、ガラスコーティングはしっとりとした輝きです。ワックスのような反射の高いギラついた輝きが欲しい場合には、ガラスコーティングの上にワックスをかけることもあり、必ずしもワックスがいけないのではありません。

「ワックスを掛けないでください」と言う理由は2つです。
1つは、ワックスには汚れ落とし効果を上げるためにコンパウンドが含まれているものがあります。汚れが落ちるワックスほどコンパウンドが荒くて塗膜表面を削ります。これではせっかくのコーティング被膜もすぐに取れてしまいます。

もう1つは、ワックス自体が汚れとなり、酸化して被膜に強固に結合してしまいます。洗車くらいでは落とせなくなってしまうのです。

コーティング後のメンテナンスですが、
基本は洗車と補強です。

いくらコーティングして綺麗になっても、その上に汚れが付着します。
汚れは定期的な洗車で落とします。
汚れは大きく分けて4種類あります。
砂埃、油系の汚れ、虫など、異物、です。
砂埃はそのままスポンジで洗うとボディーに傷がつきますので、十分に水をかけてから水道水を絞って水圧で落とします。
油汚れは中性~弱アルカリ性の洗剤を使って洗います。シリコンオフなどの脱脂剤も使えます。シンナーやペイント薄め液はNGです。松脂やタールはアルコールも使います。
水垢や雨シミは弱酸性のシャンプーが良いです。
おすすめは100均にもある「激落ちくん」シリーズで、弱酸性と弱アルカリ性のもの2種類です。

シャンプーには研磨剤が含まれているものがありますので、メンテナンスキット付属のシャンプーか、市販のコーティング用シャンプーと使ってください。
虫などは、洗剤でも良いのですが、たんぱく質を分解する虫取り洗剤がベストです。

異物にはブレーキダストや線路からの鉄粉と、花粉があります。
どちらも研磨力のない粘度を使って除去します。
紫に変化する鉄粉溶解剤はメンテナンスでは使わない方が良いです。
洗車毎にすべてする必要はありませんので、ボディーの状態を確認しながら必要に応じて行ってください。


補強では、2つです。
ガラス系の被膜は薄いもので、化学変化には強いのですが摩擦に弱いです。
被膜を強くするために表面にフッ素系を与えるのが良いです。
市販の「コーディングを守る」「コーティングを強くする」と言う商品にはフッ素が含まれています。


ワックスは塗り重ねても膜が拡散して暑くならないのに対し、ガラス系は塗膜に定着しますので、塗り重ねる度にガラス被膜が厚くなっていきます。
コーティング表面の汚れを落とした後に、「洗車後に吹き付けて吹上げるだけ」のガラス系コーティングを使うことでガラス膜厚を補うことができます。
おすすめの商品はホームセンターのコメリオリジナルの商品(親水性と撥水性があります)や、「ブリス」などです。

質問者からのお礼コメント

2021.9.2 05:03

丁寧な解答ありがとうございます。

その他の回答 (3件)

  • ワックスにはコンパウンド当表面を削る物が、有ります。

    また洗車が、不十分でゴミを巻き込んでワックスを、書けると同様に、表面を削りコーティングの寿命を、著しいしく落とします。

    さらにワックスは、塗装の表面の凸凹に入り込んで、アンカー効果で密着します。
    コーティングを行うと、この凸凹にコーティングされ、ツルツルに成るのでワックスを、かけても簡単に流れてしまうからです。

    つまりワックスの効果は!ほとんど無く、表面を傷つけるから止める様に注意されています。

    塗装の表面は、電子顕微鏡で拡大すると凸凹です。

    私のコーティングは、シャワーだけで簡単に汚れが、落ちますよ。

  • ディーラーのコーティング商品は
    輝き保証、1年保証みたいなのがあったりしませんか?


    こういう「保証」って
    無用なトラブル防止のために

    何かを加えたらダメ、

    ということはよくありますよ。
    それだと思います。

  • >まさかですが、ワックスとコーティングの~
    塗膜ダメージは与える可能性はあっても塗色にダメージを与えるのは進行した状態。
    ダメージと言うのは、WAXによりウォータースポットやイオンデポジットの発生する可能性がある、それらにより同じ箇所へ水玉が出来やすくなる事で繰り返し同じ箇所へダメージを与える事が結果。
    またWAXに含まれるロウが紫外線劣化しやすい事でコーティング皮膜へダメージを与える可能性がある事から、ディーラー施工に限らずWAXを使った手入れを行わない様にしています。
    またWAXとガラスコーティングは考え方が異なる部分もあり、手入れの手間が異なりますからガラスコーティングしておいて余計な手間を掛けてコーティングへダメージを与えたんでは全く意味がありません。

    ディーラー系の場合は撥水ではなく親水性、WAXの撥水性とは考え方が全く異なります。
    親水性は平面に近い様な上面パネルでも水玉として残りにくい、撥水性は疏水や親水より残りやすいと言った特徴もありデメリットにもなる。

    基本的なメンテナンスは洗車、半年~1年毎にメンテナンスキット付属のメンテナンス剤を使用(拭きあげ時に使用)しての手入れでも十分です。
    虫等はコーティングにダメージを与えない(与えにくい)クリーナーがありますから、クリーナーを使用して虫汚れを洗車ついでの除去を行うこと。

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