ホンダ レジェンド 「個性的なエクステリア、独創的な駆動装置が...」のユーザーレビュー

個性的なエクステリア、独創的な駆動装置が...

2006.10.29

総評

個性的なエクステリア、独創的な駆動装置が理解されない悲運の名車。我が家にとっては最初で最後の高級車購入という約束で、フーガ、クラウンと比較検討したが、新しい物好きの小生はSH－AWDに取り憑かれ国産初の300馬力に魅了された。技術の進歩や社会環境の変化スピードは速く、馬力の自主規制が撤廃されて以降、レジェンドの300馬力はかすむばかり。でも、小生が住む神奈川県西部の田舎ではほとんどすれ違うことのない稀少車。そこに価値を見いだしている。
不満な点を多く書いたが、期待値が高い反動と理解していただきたい。レジェンドを好きな気持ちは、購入時点と全く変わっていない。購入を検討されている方は、レジェンドに何を期待するか、よくよく、試乗を繰り返し、自分の回答を導き出してから決断して欲しい。

満足している点

平成17年1月登録で車番3000番台でした。登録後もう少しで2年になる。走行距離1万2千キロ、典型的なサンデードライバー。前車はスバルランカスター６、その前が日産セフィーロ。
満足している点は4点
①高速走行時の静粛性。制限速度の1．6倍走行でも通常会話は普通に可能。
②旋回力。高速道路ランプ合流時の旋回は、アクセルを踏めば踏むほど曲がっていく、不思議な感動。
③高速度域での直進安定性。雨天時や横風が強いときでもふらつくことは皆無。
④エンジンのスームスネスさ。高速カムに切り替わった直後からのグイッとくる加速感。ただし自分以外の乗員には不快かも。

不満な点

①納車直後のインパネ部からのきしみ音発生。これはディーラーが真摯に対応、加えて本田技研まで持ち込み徹底調査の結果対応済み。完治。
②ハンドリングがクイック過ぎる。遊びが少ないため、高速走行ではほんの少しの舵角が進路の揺れに繋がる。
③低速走行時のステアリングへの過度なキックバック。轍を踏むと、ハンドルが取られがち。このクラスの車格ならどっしり構えて欲しい。
④最少回転半径が大きい。試乗して分かってはいたが、あと20センチ小さくならないか。
⑤内装ドアハンドル部分のプラスチックが傷が付きやすく目立つ。
⑥ディーラーオプションのＥＴＣの設置場所がセンターコンソール内なので、折角の収納機能がスポイルされている。
⑦後部座席の乗り心地の悪さ。突き上げ感が強く、車格に全く見合っていない。前2席は極楽の乗り心地。ドライバーズカーということか？
⑧エンジン始動直後のナビ等の電装機能の立ち上がりに時間がかかる。バックカメラの映像がなかなか出ない。高度な統合制御を行っているためか？

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験