ホンダ レジェンド 「乗っていた時は様々な不満もありましたが、...」のユーザーレビュー

乗っていた時は様々な不満もありましたが、...

2004.5.17

総評

乗っていた時は様々な不満もありましたが、総合的に見ると「よいクルマ」でした。
FFですので雪国でも安心して乗る事が出来ましたし、直進安定性も高く、
基本的にビッグセダンとしては珍しく、運転を心から楽しめるクルマでした。
また装備レベルも高く、まずまずの後席スペースなので4人乗車もラクラクです。
但し「よい高級車」ではありません。大きいアコードくらいの心構えが重要です。
尚、これからKA7を買おうと思っている方はなるべく後期モデルを選んでください。
後期モデルはエンジンマウントをはじめ結構細かく改良されています。
また純正ナビの性能ですが、精度も動作も今となっては全く期待出来ません。
ナビなしをお勧めします。
ベストバイはαツーリングではないでしょうか？若干装備は省かれてしまいますが、
このくらいのスポーティさがKA7らしいです。
既に降りてしまっていますが、もう一度乗りたいクルマではありますね。

満足している点

○3.2リッターV6SOHC215psと、スペックは平凡そのものだが、
　走らせてみるとよどみなく吹け上がり、パワフルそのもの。さすがはホンダ。
○Lクラスセダンとしては結構締まり気味のアシなので、
　ロールが少なく、運転が楽しい。安心して運転できる。
○FF(フロント)ミッドシップゆえなのか、ハンドリングが思いのほか軽快で、
　小回りも非常に良く効く。雪国でも安心して走らせる事が出来る。
○際立った装備はないが、高級車らしい無駄とも呼べる装備がいろいろと付いている。
　使うかどうかは別問題だがマニア心をくすぐるのは事実。
○パーソナル感覚重視のスタイリングだが、不思議と落ち着きがあり、
　シンプルなので飽きが来ない。灯火類のデザインは今見てもモダン。
○インテリアのセンスはさすがホンダと思わせる上品さ。
　華美ではないが落ち着ける空間。

不満な点

×高級車としてはNVH(騒音・振動・ショック)が強い事。ロードノイズは大きく、
　エンジンはアイドリング時にブルブルと震え、固めの脚は路面のショックを
　ダイレクトに受けてしまう。
×内装の質感やつくりのレベルが今ひとつ。CB/CCインスパイアとは異なり、
　モダンテイストなインテリアを目指したらしいが、中途半端に終わっている。
　CB/CCインスパイアのようなややクラシカルでオーソドックスなインテリアの方が
　良かったのではなかろうか。
×トラブルフリーとはちょっと言えない信頼性。エアコンの効きづらいKA7は多いはず。
　個人的にブレーキが全く聞かなくなったのには参った。
×ブレーキの効きが甘く、弱い。αツーリングのブレーキで及第点。
×ボディサイズとFFという事を考えると居住空間はやや不満。　前席の足元の狭さと、
　後席のヘッドクリアランス不足は不満に感じる人もいるかも・・・。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験