ホンダ アコードワゴン 「華はないが実のある車と思います。 ...」のユーザーレビュー

華はないが実のある車と思います。 ...

2007.3.26

総評

華はないが実のある車と思います。

実際走らせてみると運転が楽です。若干トルクが細いと感じますが、パワーは十分です。荷室も広く、前席は快適、後席も必要なスペースは確保されています。余計な装備が無いところも気に入っています。個人的にはワゴン車に後席リクライニングとかスライド機能は必要ないと思っていますので。

地味ですが飽きの来ない内装は、程ほどの質感と相まって気に入っています。コストと材質のうまい妥協点で構成されていると思います。

日本発の欧州車ということであれば、VSAやサイドエアバッグなど安全装備は全グレード標準にするべきと思います。長距離移動が多いこともありますが、VSAが欲しくてType-Sにした、というコトもあります。

欧州車のガッチリした感覚が懐かしい反面、車はこれで十分、という気持ちにさせてくれた非常にバランスの取れた車と思います。恐らく長く付き合っていけるのでは・・・と感じています。

満足している点

●2.4L 200psエンジンは、非常にスムーズ。200psとは言え、排気量並みと言えばその通り、車重が重たいこともあり、別段速い・刺激的ということは無いですが、実用車としてはよく回り、よく走るエンジンと思います。特に高速域のフィーリングはGOODと思います。

●優れた積載性は皆さんがおっしゃる通り。重宝しています。外見よりも室内、荷室とも室内高があり、使いやすく居心地がよいです。

●特に前席のシートは疲れにくく、ポジションも決めやすいです。ゴミが付着しやすい素材は如何なものかと思いますが。

●後席は酷評されるほど悪くなく、個人的には見た目と機能性から判断する以上に座り心地が良いと感じています。居住性も一応合格点ですね。

●純正ナビは、視認性は今ひとつですが、ボイスコントロールが豊富で便利です。内装のマッチングも純正なだけにGOODと思います。

●大きめのFF車にしては素直なハンドリングが気に入っています。純正のスポーツサスを入れていることもありますが、首都高などでの高速コーナーもストレス無く通過できます。前車より快適、安心に運転できます。

●燃費は、街乗り7～8km、高速11～13kmで、2.4Lで大きめのワゴンとしてはまあまあと思います。VWから比べると15％程燃費向上しているので、個人的には好評価です。

不満な点

●ボディー剛性が低く感じます。動剛性はあまり悪く感じませんが、段差をゆっくり乗り越える際のキシミ音は結構賑やかですね。

●ドアが華奢と思います。窓を閉めた時のドア開閉音はそこそこですが、窓を開けている時のそれはちょっと興ざめ。鉄板の薄さ、補強部材の少なさを感じてしまいます。

●ロードノイズが非常にうるさい。ディーラー曰く「路面情報を伝達するため」とのことでしたが、ちょっとそれは違うのでは？　と感じます（タイヤはRE040）。合わせてエンジンルームからの音ももう少し遮音して欲しいと思います。絶対ボリュームと言うより「聴かせ方」かな…。

●純正ナビ画面下のスイッチ類が使いづらいです。デザイン重視か、小さなスイッチが曲線状に並んでいて使いづらいです。

●特に繊維ゴミの付着しやすいシート。付着しやすいだけでなく、除去しにくい、ということで更にNG。

●ATのシフトショック、やや大きめと感じます（特に1～3速）。Sマチックについても、特にシフトダウン時に不自然さを感じます。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験