ホンダ アコード 「絶妙なバランス」のユーザーレビュー

絶妙なバランス

2018.1.8

総評

昔は比較対象もあったんでしょうが。家族使いできて4ドアスポーツ、当時の新車の売値が250万円～ってバーゲンセールにも程があるかと。
今ならシビックハッチバックのMT？いや走りはユーロRほど尖ってないでしょ。片やタイプRは普段使いはしんどそうだし。
次の候補が見つからないほど良い、っていうのが偽らざる評価です。

満足している点

絶妙なバランス。
走り：もてぎでHonda Sports Drivers Meetingに参加したが、自分には限界を引き出せなかった。K20Aの咆哮は本当にすばらしいし、スーパースタビリティというCMのキャッチフレーズ通りコーナリングも十分。そりゃもっと馬力があって軽いクルマの方が走るのかもだが、後述のメリットを持ち合わせてるかというと…。
使い勝手：4ドアセダン、広いトランク。4人乗車で狭いと感じることは皆無。長物もトランクスルーで載るし、スポーツを諦めずに家族からも何も不満が出ないのは立派の一言。

走りに全振りするならもっといいクルマはあると思う。使い勝手に全振りするならもっといいクルマはあると思う。でもこの二つを高度に両立できてるクルマはそうそうないのではなかろうか。悪く言えば究極の中途半端だが、家族のためにスポーツを諦めミニバンを買うくらいなら、こんなに良い選択肢はないと思う。

不満な点

走りはこの前のHonda Sports Drivers Meetingで不満がなくなりました。私にはこのクルマの限界が引き出せない。
4速でリミッターまで掛け上がる性能を公道でもて余すというなら、免許が何枚あっても足りないのではと。

使い勝手はまあFITとか乗ると色々見えてくる。収納関係はプア。あと2DINオーディオがまともに載せられないのはやっぱり不満。

デザイン

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走行性能

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パワー感
K20A-Rのパワー感はすばらしい。乗ってる方には申し訳ないが86の2リッターエンジンはレンタカーで乗りましたが失望しました。
名機と名高いエンジンをこれだけ経験できることは本当に幸せです。

操作性
軽快そのもの。ちょっと後方の見切りが悪いですが、バックカメラでカバー。最近クルマの大型化が著しいので大きすぎるとも思わなくなりました。

乗り心地

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父の20Eと比べると硬いですね。
ただ、乗せた人に「硬くて気分が悪い」と言われたことはなく。
静粛性はタイプRのように防音材を省略したりしていないので悪くなく。高速の6速巡航くらいなら余裕で後席と話せます。
振動もメンテナンスきちんとやってたら大丈夫かな？11万kmでエンジンマウント交換してかなり静かに。多少の劣化は仕方ない。

積載性

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十分。ゴルフバック3つ載ります。トランクスルーで長尺ものも。

燃費

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東京の町のりで10～11km/l、高速で12km/lくらい。
2リッター走りのモデルとしては優秀じゃないでしょうか。これが維持できないなら走りのモデルは買うべきじゃない。

価格

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故障経験

クラッチシリンダーギコギコ。
ヘッドライト結露。
ドアロックアクチュエーター故障。

他は適宜予防交換してるのでわからず。
みんカラの皆さんのお声を参考に予防交換がベストかな。
父の前のクルマも20年くらい乗りましたが、その時の故障頻度に比べたら少ない。

念のため、これまでのメンテ履歴サマリー
10万km(11年)：フロント足回りリフレッシュ
11万km(13年)：オルタネーター交換、リアショック・スプリング交換、クラッチ交換、制動系メンテ、バルブクリアランス調整、エンジンマウント交換