フォード マスタング クーペ 「それまで乗っていたR32スカイラインに比...」のユーザーレビュー

それまで乗っていたR32スカイラインに比...

2006.5.29

総評

それまで乗っていたR32スカイラインに比べ、性能的に比較するものなどまったくない。

　しかし、運転する愉しみはマスタングの方がはるかに上である。フニャフニャな感覚のステアリングを握って夜の街をギシギシと流せば、日頃のストレスも吹っ飛んでしまう。スカイラインと異なり、無闇に勝負を挑まれたりしないので、ユッタリ走れる。

　要するに、自分（おっさん）に合ってるってことだよな。

満足している点

カッコいいの一言に尽きる。

　それだけの理由で乗っているので、数ある短所も気にならない。といってこれで終わるのもなんなので、具体的に書くと、まず、いいトシしたおっさんがタラタラと流せるクーペであること。近年こういうクルマがめっきり減ってしまった。国産車はみな超高性能で体育会系のノリだし、カッコ重視のクーペはとうの昔に絶滅。

　ロングノーズ、幅広ボディ、ファットなタイヤ。運動性能はトラック並だけど、こんなもんでいいと思えてくる。

　時速80キロ時で僅か1000回転ちょっとという、かなりおバカなギア比なので、リッター7キロと燃費は超優秀。しかし、上り坂でもシフトダウンしてくれないので、軽トラに「バビューン！」と抜かれる。

不満な点

視界が最低。一番見えなくてはならない箇所に、ワイパーがエラそうに鎮座している。サイドミラーにはリアのモッコリしたフェンダーしか見えない。

　輸入車にありがちなんだけど、ステアリングが左にチルトしている。今更左腕を長くするわけにもいかないので、ガマンするしかない。

　お節介にもペダルが日本人向けに手前にセットされている（ようだ）。身長177cmのオレでも足元はかなり窮屈。ブレーキペダルがアクセルよりかなり手前に出っ張っているのは非常に不可解だし、つま先がひっかかって危険。

　丈夫なクルマだけど、電気系統はやっぱり弱っちょろい。

　ステアリングがダルなのはいいんだけど、太いタイヤ（オレのは255）を履くと、そのグリップ力のみで旋回しようとするので、たまにヒヤリとする。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験