フィアット バルケッタ 「見た目と走りのギャップを感じつつも６年目 バルケッタは登場の時から、雑誌等で知っていましたが、写真で見る限り、腰高で太めといった印象で、あまり格好いい」のユーザーレビュー

見た目と走りのギャップを感じつつも６年目 バルケッタは登場の時から、雑誌等で知っていましたが、写真で見る限り、腰高で太めといった印象で、あまり格好いい

2009.2.2

総評

見た目と走りのギャップを感じつつも６年目
バルケッタは登場の時から、雑誌等で知っていましたが、写真で見る限り、腰高で太めといった印象で、あまり格好いいとは思いませんでした。FFなのもマイナスと感じていました。
何年かして、たまたまバルケッタの後ろに付いて走ることがあり（田舎なのであまり見掛けないんです）グラマラスで端正なお尻に一目ぼれしてしまいました。その時はすぐにバルケッタとは分かりませんでした。写真より実物の方が良く見えるクルマです。
気になったので、早速ディーラで探してよーく見ました。アバルトやFを思わせるような外観は自分の壷でした。さらに内装も程よくタイトで、スポーティ。垂直指針のホワイトメーターはレーシーで、当時乗っていたビートと同じく好感を持ちました。
試乗をしてみて、当時の印象は「あんまりスポーティーじゃないな・・」と思いましたが、とにかく見た目に惚れたこと・オープン・ビートに６年乗り（大好きでしたが）浮気したくなった　などで購入をして今に至っています。
未だにスタイルに関しては、飽きが来ません。外観（インテリア含め）に関して文句なしです。
但し、走りに関しては当初から不満がありました。「短所」でつらつら書きましたが、概ねハンドリングの問題です。あまりワインディングを楽しめません。オープンなのが救いですが・・
この手のクルマが好きで、走り嗜好の強い人はボクスターあたりがいいかも。
カッコならバルの方が好きです・・

満足している点

・高いボディ剛性。
・ショートストロークでスナップシフトの出来るミッション。
・外車としては壊れない。当たりの悪い国産くらい？
・今は安く買える。

不満な点

●ハンドリングのレベルの低さ。これが一番大きい。
　一言で言えば、３０年位まえのFF車のハンドリング。アンダー・オーバー・タックインなんでもありです。サーキットやかなり道幅のある峠ではFFとしては楽しいという見方も？狭いワインディング、特に路面が荒れている場合はハイリスクな足。人馬一体の感覚は乏しく楽しめない。
　細かく言うと・・
　・柔らかい足回りに固めのスタビライザーを装着し、乗り心地とある程度のスポーツ性を狙ったつもりかもしれないが、制動時にはフロントが大きく潜り、旋回時ではスタビライザーが突っ張りロールは少なめでちぐはぐな印象。
　・タイヤのグリップに任せきりの、足の印象。F:ストラット　R:トレーディングアームであまり期待は出来ないが特にリアのトラクション不足が目立つ。コーナリング進入時に、ブレーキを終わらせ軽いフロント荷重という状態で、オーバーステア傾向。リッジレーサーか！？
　・荒れた路面では特に旋回挙動が悪くなる。スタビライザーの弊害。（左右の単独の動きを規制してしまう為）
　・路面の状況が分かりづらい。トラクションが掛かりタイヤの性能を使い切るといった現代スポーツの対極的挙動。
●6000回転から上が駄目な、色気も少ないエンジン。（短所というほどでもないかな）

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験