2016年6月
■2016年6月
プジョー・シトロエン・ジャポンはDSブランドの3ドアハッチバック、DS3をマイナーチェンジして2016年6月1日に発売した。
今回の変更は内外装のリニューアルがメインとなる。新しいDSシリーズに合わせてブランドロゴを従来からの「ダブルシェブロン」からDSブランドロゴに変更し、「DSウイング」と名付けられたフロントグリルを採用。基本ボディは変わらないのでDS3の個性でもあるサイドピラーのシャークフィンデザイン、ルーフが宙に浮いたようなフローティングルーフ、リヤの3Dコンビネーションランプは踏襲されている。
インテリアで変わったのはシック、シックDS LEDビジョンパッケージのEAT6(電子制御6速AT)のシフトレバーデザイン。マニュアル車同様のハイグレードなレザーが用いられている。
装備面では16インチタイヤ装着車のアルミホイールを新デザインに変更。スポーツシックとシックに新色のエメラルドを設定。ブラウン基調のブラントパーズがルーフの新色としてラインアップされた。
■2016年10月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DS3のハイエンドモデルとして「パフォーマンス」をラインアップ。2016年10月7日に発売を開始した。
「パフォーマンス」はDSブランドの独立にともない、レーシング部門の「DSパフォーマンス」が監修し、開発された限定40台のスポーツモデル。搭載されるエンジンはDS3史上最強となる最高出力153kW(208ps)、最大トルク300Nmを発揮する1.6リッター直4ターボ。新たにトルセンLSDが組み込まれ、さらに独自のダンピング設定による足まわりによってハンドリングとコンフォート性能の両立が図られている。
バリエーションは2タイプが設定され、「ブランバンキーズ」と「ルージュアデン」のボディカラーで販売される「パフォーマンス」は30台、さらに「マットブラック」のボディにルーフやダッシュボードなどにゴールドをあしらった「パフォーマンスブラックスペシャル」を10台用意する。両モデルには新デザインの18インチアルミホイールを標準装備。右ハンドル、6速マニュアルトランスミッションの設定となる。
■2016年11月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DS3に特別仕様車「GIVENCHY Le MakeUp(ジバンシイ ル メイクアップ)」を設定して、2016年11月1日に40台限定で発売した。
「ジバンシイ ル メイクアップ」は、パリのコスメティックブランド「パルファム ジバンシイ」とコラボして、DSブランド初の試みとして完全に女性をターゲットとして開発。現代を生きるアクティブな大人の女性をイメージして、マットピンクのダッシュボードパネルやレザーシート(ミストラル)、17インチアロイホイールなどを特別装備し、華やかに仕上げている。
同年11月10日には特別仕様車「So parisienne(ソー・パリジェンヌ)」を設定して、60台限定で発売した。
「ソー・パリジェンヌ」は、パリの石畳を爽快に駆け抜けるようなアクティブで洗練されたパリジェンヌをイメージして開発。DS3専用オリジナルナビゲーションや専用ステッカーなどを装備する。
■2017年1月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルズの「DS3」に「DSパフォーマンスライン」を追加し、初回数量限定の60台を2017年1月10日より販売開始した。
この「パフォーマンスライン」は、グランツーリスモとしてのスピリットとエレガンスを引き継ぎながら、効率的なエンジンと扱いやすいオートマチックトランスミッションをパッケージとしたモデル。エクステリアはシックなダークグレー系(グリシャーク)のみを設定し、光沢のあるブラックバイトーンルーフとブラックドアミラーに、カーミン(紅色)、ゴールド、白の3色のラインでアクセントを与え、専用エンブレムを装着。ホイールにはブリリアントブラックの17インチが装着されている。
インテリアはステアリング、インパネバイザー、シフトレバーブーツ、サイドブレーキレバー、ドアアームレスト、フロアマットの各所に赤とゴールドの専用ステッチが入り、アルミペダルを装着。シートはホールド性にすぐれるスポーツタイプとなり、ダイナミカ(スエード調)、ファブリック、テップレザー(人工皮革)のコンビネーションを採用し、レッドステッチがあしらわれる。
パワーユニットは最高出力81kW(110ps)、最大トルク205Nmを発揮する1.2リッター3気筒ターボに6速ATの組み合わせ。安全性能についてはアクティブシティブレーキ(30㎞/hまでの衝突回避および被害軽減)が標準装備されている。
■2017年5月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルズの「DS3」に特別仕様車「イネス・ド・ラ・フレサンジュ」を設定して、50台限定で2017年5月8日に発売した。
「イネス・ド・ラ・フレサンジュ」は、元トップモデルで、現在はパリを代表するファッションクリエイターとして活躍中のイネス・ド・ラ・フレサンジュ氏とコラボして開発。氏のテーマカラーであるブルー(ボディ)とレッド(ミラーカバー)、エアメール・ストライプ(リアサイドガラス下端)をDS3のパーソナリゼーションに反映させている。
またレザーシートや17インチアルミホイールなどを装備して、高級感を演出した。
■2017年9月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルズの「DS3」に特別仕様車「ダークサイド」を設定して、60台限定で2017年9月4日に発売した。
「ダークサイド」は「シックDS LEDビジョンパッケージ」をベースに開発され、3Dスキンテクノロジーを採用した塗装が特徴。“DSモノグラム”をモチーフとした意匠を塗装面の内部に挟み込む特殊なペイントにより、立体的な視覚効果を実現した。ベースカラーの上に模様を転写してから特殊なクリアコートを塗布し、つや消しのマット塗装に仕上げている。模様はボディのウェストラインとテールゲート周辺に効果的に配置される。
またレザースポーツシートを採用したインテリアも黒で統一し、インナードアハンドルには、3Dレーザープリント技術を利用した、複雑で印象的なデデザインのチタン製パーツを施した。
■2017年12月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルズの「DS3」に特別仕様車「ブラックレザール」を設定して、10台限定で2017年12月9日に発売した。
「ブラックレザール」は「シックDS LEDビジョンパッケージ」をベースに、ルーフパネル全面にトカゲの表皮をリアルに模したステッカーを施しているのが特徴。この
ルーフステッカーは、ドアウィンドーフレームからリアスポイラーまで、広い範囲にあしらっている。
ボディ&ドアミラーカラーはノアールペルラネラを採用。またツートーンノアールの17インチアロイホイールやフルレザーのスポーツシート(ミストラル)などを装備しつつ、魅力的な価格設定としたこともポイントだ。
■2018年2月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルズの「DS3」に特別仕様車「パルテノン」を設定して、2018年2月13日に50台限定で先行販売を開始した。
「パルテノン」は「シックDS LEDビジョンパッケージ」をベースに、古代遺跡パルテノン神殿をイメージした新ボディカラーの「クレームパルテノン」と茶系のルーフカラー「ブラントパーズ」による、シックで美しいコンビネーションが特徴。ドアミラーやツートーンアロイホイールにもブラントパーズをあしらった。
インテリアはラグジュアリーかつコンフォートなレザー仕様(ミストラル)で、ダッシュボード色にも外装に合わせたブラントパーズを採用した。
またフルレザーシートやフロントパーキングソナーなどを追加装備しつつ、ベースモデルと同額の価格設定となっている。
■2018年3月
プジョー・シトロエン・ジャポンは、DSオートモビルズの「DS3」に特別仕様車「パフォーマンスライン MTファイナルバージョン」を設定して、2018年3月12日に20台限定で発売した。
「パフォーマンスライン MTファイナルバージョン」は、ハイパフォーマンスエンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせたファイナルバージョンモデル。「スポーツシック」をベースに、オールブラックペイントのホイールや専用エンブレム、ストライプステッカーなどを採用。またコックピットにはレザーシフトノブや専用色のステッチ、PERFORMANCE LINEの刺繍を施した。
ボディカラーは、ブランパールナクレ+ノアールオニキスのツートーンと、ノアールペルラネラモノトーンの2パターンを設定した。