2022年2月
■2022年2月
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレー コルベット」の2023年モデルの価格を改定して、2022年2月24日に予約受付を開始した。
2023年モデルは、コルベット誕生70周年を記念したプレートを装備。プレートは「コルベット」のロゴと、「1953」、「2023」の西暦、「70」の数字をデザインしたもので、シート中央のセンタースピーカーグリルに配置される。
■2023年5月
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレー コルベット」の高性能スペシャルモデルである「コルベット Z06(ズィー・オー・シックス)」を、2023年5月20日に富士スピードウェイで開催された「CHEVROLET FAN DAY 2023」で日本初公開した。なお販売台数が僅少のため、抽選販売を予定している。
「コルベット Z06」はサーキット走行を前提としたパフォーマンスモデルで、レーシングカー「C8.R」をベースに開発。市販V8自然吸気エンジンとしては最高の出力と謳う新型5.5リッター DOHC V型8気筒エンジン「LT6」を搭載している。また、軽量なフラットプレーンクランクシャフトを採用することで、最高出力475kw(646PS)、最大トルク623Nmを発生するという。
シャシーやエンジン構造に加えて、デザインもC8.Rの知見を活かして、全幅を「コルベット クーペ」よりも85mm拡大するとともに、フロント275mm幅、リア345mm幅のワイドタイヤを装着。ホイールはフロント20インチ、リア21インチの「スパイダーデザイン」(ブラック)鍛造アルミホイールを備えている。また、左右2つのラジエーターに空気を送り込むサイドエアベントからのエアフローも増大して、専用に開発されたフロントフェイシアからは3つのフロントラジエーターに効率的に空気を配分することで、冷却性能の向上を図っている。
その他、高速走行時の安定性とコーナリング性能を高めるべく、調整可能なウィッカービルを備えたリアスポイラーを標準装備。ダウンフォースが時速186マイル(約300km/h)で362ポンド(約164kg)増大したという。また、独自のチューニングを施した可変サスペンション「マグネティック・セレクティブ・ライドコントロール4.0」や、フロント14.6インチ径(370mm)/ リア15インチ径(380mm)のブレンボ製ブレーキローターを標準装備している。
ボディカラーはブラック、インテリアカラーはアドレナリンレッドを設定した。
■2023年6月
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、「シボレー コルベット」に日本初となる特別仕様車「リミテッドレーシングスタイルエディション」と「リミテッドスポーツスタイルエディション」を設定して、2023年6月20日に発売した。
今回発売された「リミテッドレーシングスタイルエディション」は、コルベットのサーキットパフォーマンスを象徴するというフルレングスデュアルレーシングストライプや、ビビッドなカラーコンビネーションのインテリアなどを採用。ボディカラーには、新色のハイパーソニックグレーとアークティックホワイトの2色をラインナップして、ハイパーソニックグレーにはブラック、アークティックホワイトにはレッドのストライプをあしらっている。
もう一方の「リミテッドスポーツスタイルエディション」は、ボディカラーにイエローとブラックの2種類を設定。また、新グロスブラック/ミッドナイトグレーのアルミホイールを採用した。、ジェットブラックで統一されたインテリアには、上質なナパレザーにパーフォレーテッドマイクロファイバーを組み合わせたシートを装備している。