2017年11月
■2017年11月
ゼネラルモーターズ・ジャパンは、2017年7月6日に「シボレーカマロコンバーチブル」を発表、同年11月11日より販売を開始した。
"Evolution is never without purpose/理由なき進化はない"をコンセプトに、先代よりもひとまわり小さいワイド&ローを強調したスタイリング。初代のイメージを印象づけるフロントマスク、現代的なLEDシグネチャーランプ、新たに造形されたリヤデザインなどにより、「カマロ」のアグレッシブなプロポーションを表現。ボディサイズは全長4780mm×全幅1900mm×全高1350mmと、先代に対して60mm短く、15mm狭く、45mm低い。ホイールベースも45mm短縮されている。
インテリアは初代「カマロ」のデザインを現代的にアレンジした。主要部にタッチパネルコントロール、シートには上質なレザーを採用。その仕上がりは米雑誌「Wards」が選ぶ「10ベストインテリア」に選出されたほど。クライメートコントロールをすべて円型に一新したエアベントに統合、独創的なメーターパネルやエアコンルーバーなどに「カマロ」ならではのデザインを採用した。
インフォテイメントシステム(シボレーマイリンク)を標準装備し、メーターパネル中央にレイアウトされた8インチディスプレイがインターフェイスとして機能する。音楽、写真、動画再生などが行えるほか、もう一方のメーターパネルにはアナログメーターやインフォテイメントに関する機能を表示する、8インチダイアゴナル高解像度センターカラータッチスクリーンを採用。「Boseプレミアムオーディオシステム」に加え、「AppleCarPlay」、「AndroidAuto」にも対応した。
パワーユニットは最高出力202kW(279ps)、最大トルク400Nmを発生する新開発の2.0リッター直4DOHC VVTターボにパドルシフトを備えた8速ATの組み合わせ。この4気筒ユニットは高速走行時における燃費は12.8km/L以上(北米ハイウェイモード/メーカー測定値)と、「カマロ」史上最高の燃費性能を実現したという。
ボディは、新たに開発されたアルミニウム&コンポジット素材をインストルメントパネルのフレームなどの各部に採用した。21%軽量化したサスペンションがバネ下重量を軽減し、ホワイトボディで60.5kg、車両重量で90.7kg以上の軽量化を実現。軽量化とともにフレーム剛性は28%強化され、これまで以上の運動性能をアピールする。
また、ドライバーモードセレクターが初搭載され、ドライビング状況に合わせたセッティングを行うことが可能となっている。
ボディカラーはレッドホット、サミットホワイト、ブラック、ブライトイエロー(オプション)、ハイパーブルーメタリック(オプション)の5色。コンバーチブルのトップ(幌)はブラックとなる。