2007年11月
■2007年11月
XLRはダイナミックなデザイン、先進のテクノロジー、ラグジュアリーとパフォーマンスの高次元の融合を特徴とする高級ロードスターである。1999年に東京モーターショーに出展したコンセプトカー“エボーク"の直線を基調としたシャープなデザインは、ステルス戦闘機のイメージを採り入れ、最新の機能や装備を採用したものだ。ボタン操作により30秒で開閉が可能なリトラクタブル・ハードトップを採用し、気軽にオープン・エアーを楽しむことができる。「コンテンポラリー ラグジュアリー」をテーマにするインテリアはユーカリウッドとアルミニウムを組み合わせたほか、イタリアの高級ブランド「BVLGARI」と共同でデザインしたインパネを採用。洗練された美しさと個性を兼ね備えたものだ。エンジンはなめらかなパフォーマンスを発揮する4.6リッターV8を搭載。組み合わされるのは5速ATとなる。前後重量を50:50に近づけたことによる、優れた走行バランスも自慢だ。車体全面に設置したレーダー式のセンサーにより、進路上の障害物を検知して速度を調整するアダプティブ・クルーズ・コントロール、リアルタイムで4輪すべてのダンパーの減衰力制御を行い、スムーズで安定した走行を実現する電子制御式マグネティック・ライド・コントロールシステムなど、最新技術も注がれている。2007年10月からの2008年モデルではヒーテッドステアリングホイールなどが採用されている。