日本のメーカーでヴェイロン並みのスーパーカーは出す可能性ないですか？ＬＦＡのアップグレード版とかで出たら面白いよね。音はＬＦＡのままで。

Question

技術的には余裕で可能だと思うので。

Answer 1

技術的に可能でも、儲けは無いにしても、採算が合うのかどうかというのが最大の問題でしょう。
ブガッティというブランドなら3億払う人がいても、ヴァイロンを凌駕する性能がでるからと言って、
日本ブランドに3億払う人がどれだけいるのか？
単体で採算が合わなくても、ブランドイメージが上がり、他の機種が倍増するとか、そういう予測が出来ないとやらないでしょう。
企業の最優先の社会責任は、「納税」と「雇用確保」ですから、それらを危うくするような事を、この不況下で行なうとは思えない。

出来たとしても、LFAのクラスのリニューアルとか、NSXの後継車位でしょう。現状の技術や製造設備で賄える範囲だから。
ヴァイロンも300㎞/hを超える速度域での車輛安定性等発表してから発売まで、苦心していたので、
環境対応に多くの技術者を振り分けた今の国産自動車メーカーに、
現実ありえない高速度域の車輛安定性等の技術開発に人材を投入する余裕や、投資する余裕があるとも思えない。

パワーでそこまで出せても、操縦や安全な走行を確保するという事は、そういう技術が必要になりますし、
100㎞/h制限下での、400㎞/ｈを安全に出せることが、はたして重要なのかという選択になるでしょう。

誰かが開発費を出してくれるのなら、挑戦したい技術が沢山あるし、
自動車に夢を持っていれば、作ってみたいし、操縦してもみたいですが、バックヤードビルダーでは出来ない先端技術であり、
企業が取り組むと、会社の存在を危うくする投資が必要なので、好景気になったり、自動車が大好きな若者が倍増するとか、
大きな社会変化が無いと、難しいでしょうね。

今は環境対応や省エネルギーそして安全確保の技術開発が中心です。
だから、性能的に出る速度が上がれば上がるほど、多くの技術と、高価な材料と沢山のエネルギーを必要としますね。

まあ、状況は考えれば考えるほど難しい。
でも自動車ファンとしては、出してほしいですね。

Answer 2

ヴェイロンは1台3億で売っても大赤字ですよ。

工場の新設と開発費は、親会社のフォルクスワーゲンが損金（1000億円くらい）として計上しています。だからブガッティ社の財務自体では赤字になっていないだけで…

つまりはブランドを手に入れるために、ゴルフ等で稼いだ資金をヴェイロンに投入したわけです。

名古屋商人のトヨタが、そういうことをすると思いますか？
カローラやクラウンで稼いだ金何百億を、超高級スーパーカーの開発に投入する…その見返りは？

宣伝なら、F1（500億円くらい）をやった方がまだ安くあがります。