911の頂点モデル「ターボS」登場。新開発ターボは650psを発生し0-100km/h加速は2.7秒に
掲載 更新 carview! 写真:ポルシェAG 297
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ポルシェが911の頂点モデルとなる「911 ターボ S」を発表しました。クーペとカブリオレの2種類が設定されます。
現行992型の3.0Lエンジンがベースとなる新しい3.8L水平対向6気筒ツインターボエンジンは吸気経路などが刷新され、電動ウエストゲートも採用。最高出力は先代を70ps上回る650ps、最大トルクは50Nm上回る800Nmとなり、これにターボ専用の8速PDKと4WDシステムが組み合わされます。
その結果、0-100km/h加速は0.2秒短縮された2.7秒、0-200km/h加速に至っては旧モデル比で1秒も速い8.9秒、最高速度は330km/hに達します。0-100km/h加速でこれより速いエンジン車となると、ブガッティの「シロン」「ヴェイロン」といったごく一部のモデルに限られそうです。※クーペの数値
ボディもフロントで45mm、リアで20mm拡幅、これに合わせてトレッドもフロントで42mm、リアで10mmワイド化。タイヤのインチサイズは「911 GT3」風にフロントが20インチ、リアが21インチと前後異径となりました。
ヘッドライトは標準でダークカラー仕様のLEDマトリックスタイプになり、空気圧展開式のフロントスポイラーや、大型リアウイングによって、ダウンフォースが15%強化されるなど空力性能も向上、エアインテークも大口径化されています。また、リアエンドはターボスタイルの角型テールパイプで差別化されています。
また、標準でフルレザーとなるインテリアはライトシルバーのアクセントやカーボントリムが使われ、18ウェイのスポーツシートには930時代の911ターボから引用されたというステッチがあしらわれています。
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