シフト操作について。 http://m.youtube.com/watch?v=kkZNnUG5Z88 この動画だと、結構きついヘアピンでも4速のまま走ってたりします。 僕みたいなグランツーリスモしか知らない人間は

Question

『もっと2速3速を使った方が速いんじゃないか』
とか思ってしまいます。

でも走ってるのはトミマキネンなので、グランツーリスモみたいな遊びじゃないことは間違いないですよね？

質問は
実際どっちが速いの？
です。
よろしくお願いします。

補足

なるほど！ 性能曲線ですか。 気にしたこともなかったです。 今S2000ばっかり使っているのですが、S2000の場合は高回転までガンガン回した方が速いって事ですかね。

Answer 1

GT6でも分かる通りこの車(WRX STI)は中回転域で最大のパワーが出ます。
高回転域では中回転の時よりパワーが落ちていて、ここまで回す意味はありません。
パワーを最大に活かすために、4速からの中回転域を狙って、わざと上げてます。
また、ハイパワー車の場合、コーナーから抜けてアクセルを踏むとパワースライドを起こすので、あえてギアを上げてコーナーを抜けたりします。

クルマを活かした走りは、そのクルマの特徴が解っているからこそ、そのクルマに合わせた走りをするのです

この車の性能曲線図は馬力(緑)とトルク(オレンジ)を表しています
トルクを無視して馬力だけを見てください
低回転から中回転にかけて馬力は全くありません。これで低回転からの加速をすると軽にも劣る加速を見せますが、高回転の域で加速するとヴェイロン以上の加速、F1並の中間加速を見せます。
ですが、ピークパワーを過ぎると一気に馬力が落ちてますよね？ここの回転域まで回すと加速が劣り、トップスピードにも支障を与えます。
何が言いたいかと言いますと(ギアを下げても馬力がそこの回転域で馬力が無いなら、下げる意味なんてない)と言うことです。
てすから、この動画のドライバー、マキネンはギアを上げて加速をしているのです。

補足
そう言う事ですね。
これが一番分かりやすい車両は
ホンダ NSX-R プロトタイプ LM レースカー
です。
この車は10500rpmまで回って10000rpmくらいでピークパワーがあるので、あえて900
00rpmでシフトチェンジを遣っていくと、加速が遅くなります。
１度買ってみて乗ってみてください。すごく面白く楽しいクルマですよ


検証結果
ホンダ NSX-R プロトタイプ LM
でサルト2013モデルでタイムを測ると
9000rpmまでの場合:4'02.558
最高速:276km/h
10500rpmまでの場合:3'53.855
最高速:280km/h

6kmのストレートを3分割した所のストレートでは、１つのストレートにつき約1秒縮まりました。
最高速速度は脱出速度が関わって来るので誤差の範囲ですが、加速は全く違います。
これだけのタイム差が物語っていますね。
回転数の同調とは重大な事ですね

質問者からのお礼コメント

検証までしていただいて、ありがとうございました。

性能曲線の大切さがわかりました。

今は仕事が忙しくてできないのですが、今度インプレッサで中回転シフトチェンジを試してみます。

Hシフト付きのハンコンを使っているので、操作のタイムロスまで踏まえた検証をしてみようと思います。

お二方、ありがとうございました。

Answer 2

インプレッサは中回転域でトルクがある感じなので、Hパターンシフトで変速で時間ロスが出る事を考えると、高めのギアで走ったほうが効率が良いのかもしれません。
それにニュルは一般道に比べるとやはり速度粋は高いですし。

S2000は高回転型だったような気がします。
一般的に３速くらいの低いギアだと高回転まで回してもあまり影響ありませんが、高いギアになるとエンジンのパワーの落ち込みが加速に結構影響するので、高いギアになるとエンジンのパワーのピーク超えたあたりでシフトアップする方がよさげです。