DC/ACインバーターでインバーター方式蛍光灯はつかえるのか？

Question

DC/ACインバーター【短波形】を使って、DC１２Vの自動車用バッテリーから
電球型蛍光灯を使いたいのですが、
メーカーページの説明にはインバーター方式の蛍光灯は使えないとの記述があります。
でも、DC/ACインバーターを使って電球型蛍光灯を使用した例がネット上にたくさんあります。【短波形のインバーター使用で】
電球型蛍光灯は基本的にインバーター方式と書いてありますが、本当につかえるのでしょうか？
使用予定のインバータは
http://www.cellstar.co.jp/products/dcac/hg-/hg-350-12v.html
です。

補足

k_fzr1000さん、回答をありがとうございます。 学校祭で行う行灯行列の照明として使用する予定でした。 そんなに難しいことは分かりませんが、 行灯は、「光ってなんぼ」というものらしいので、、、、 DC１２V,1５Ahのバッテリー×２を使って、できるだけ光らせるには、 どのような回路を設計すればよいのでしょうか？ 使うものは、白熱電球でも、なんでも良いです。 できるだけローコスト、6000～7000円以内でくめませんか？

Answer 1

回路設計の立場から書いてみます。

AC100Vというのは、正弦波なのでピークは√2倍の約141V有ります。これを整流して直流に変換
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B4%E6%B5%81
すると、140V位の電圧に成るのです。
一方、方形波や疑似正弦波を整流しても140V迄は上がりません。厳密な方形波であれば、100Vを整流しても100Vのままです。(グラフ上の面積が等しく成る様に電圧値が決まる為)

電球の側がこれだけ大きい電圧差を吸収して動作出来るか、という電球側の問題に成ります。
普通は対処していないでしょう。

一方、インバーター側にしてみれば、負荷で(勝手に)整流される為に、出力する電流は、電圧が立ち上がった瞬間にだけ集中してしまうので、電流制限回路がかなり早く効き始めてしまいます。
結果、定格で1kWの能力を持つインバーターだったとしても、40W分程度しか出力出来ない事が発生してしまったりするのです。

インバーター側にしてみれば、整流する物や、蛍光灯の様な「容量性負荷」は、電流の瞬間的なピーク値が高く出て来るので、そこが先に制限に引っ掛かってしまう事に成る、という事です。


<追加>
こういう、「一概に」言うのは中々難しいんですよ。参考例は参考例・成功例であって、成功を保証する物ではありませんよね?

工数を手弁当にするのなら、煩雑極まり無いですが、今流行りの白LEDを多数使う方法が在ります。例えば
http://akizukidenshi.com/catalog/c/curoom
等を利用するとか。元電源が12Vですから丁度良いですよね。(寸法に良く注意して下さい)
こういう物を流用するなら、単体のLEDを工作するのとは違って、電流制限も実施済みで手間が省けます。
但し、固定照明にするのなら、ブラケット等の固定法を考えねばなりません。
アルミ板を手軽に板金しちゃうなら、そこへシリコンのコーキング材で貼り付けちゃうのも良いでしょう。(木工ボンドに代表される酢酸系の物は、長期的には銅を錆びさせますので注意)

Answer 2

インバータが手元にあるのではなく、これから買うのでしょうか？

でしたら、そんなリスキーで大げさなことをしなくても、車やバイク、キャンピングカーなどに使う１２Ｖ用の電球（ＬＥＤもある）を調達するのがもっとも安価で確実です。

インバータは器機との相性問題の他、大電流の太いケーブルを取り回すなど、結構ごつくて面倒です。どうしてもＡＣ１００Ｖ器機が使いたい時だけ考えた方が良いです。