BMWアルピナ B10 のみんなの質問

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ホイールスペーサーについて質問です。

ツバ付きハブリングとホイールスペーサーの併用は可能でしょうか?
協栄産業のハブとホイールスペーサーで考えています。

よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

具体的な内容がわからないので、あらゆるケースで書きます。以下の中に該当する内容が含まれると思います。

まず、スペーサーの厚みによって対処法が異なります。

A 5mmまで
B 10mmまで
C 15mm以上

■ A 5mmまで

スペーサー5mm厚までは、そのままポン付け可能です。ナットやセンターハブの噛みしろもそのままで許容範囲です。もちろん、ハブリングは必要です。車外ホイールに関しては、次に説明する「B」の対応も可能です。5mmスペーサーでもハブ付が出ていますので、この方が安心です。以下のような商品です。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/hamagare-netstore/sp1.html

■ B 10mmまで

スペーサー10mm前後は最もデリケートな領域です。5mmスペーサーまではナットもセンターハブも噛みしろ問題ないのですが、その厚みを超えると途端に噛みしろが不足または噛み合わなくなります。そこで皆さん、まずはロングボルトに打替工事を行います。
例えば10mmスペーサー装着の場合、ハブボルトを10mm延長したロングハブボルトに打ち替えますが、これでナットの噛みしろは確保できるものの、センターハブは噛み合いません。車体側のセンターハブの高さが10数ミリしかないので、10mmスペーサーが飲み込んでしまうためです。またホイール側のハブ穴の周囲もテーパーしており、最低でも6mm程度はハブが突出していないと噛み合わせが不十分なのです。これではハブなしの非常に危険なクルマです。ロングボルト自体も伸びた分剛性が低下しており、折れやすくなっているので、センターハブの噛み合わせが必須となります。
そこでセンターハブ付のハブ一体型のスペーサーを装着するのですが、これができるのはハブ穴の巨大な社外ホイールのみとなります。例えば、車体側のセンターハブ径が64mmの凸、ホイールのハブ穴が73.1mmの凹だとしたら、73/64(外径73.0/内径64.1)のハブ付スペーサーを利用して、センターハブを噛み合せます。但し、このスペーサーは純正ホイールには使えません。純正ホイールのハブ穴内径は64.1mmの凹で設計されているので、取り付けることができないのです。純正ホイール装着時はスペーサーを取り除き、また貫通ナットを用いてホイールを固定します。貫通ナットが必要なのは、ロングボルトに打ち替えてしまっているためです。
純正ホイールでもスペーサーを生かしたい場合は、「ハブインロー加工」というセンターハブ延長加工を施す必要があります。車体側のセンターハブの内側に延長センターハブをねじ込んで装着する方法です。これはあまりやっている人がいません。「最もデリケートな領域」と書きましたが、10mm前後のスペーサーは結構神経を使う厚みです。剛性も弱くなるので、あまりお勧めできません。ハブなしのままロングボルト化している危険な事例が載っていたりするので、惑わされないようにお気をつけください。

■ C 15mm以上

15mm以上の厚みのスペーサーとなると、ワイドトレッドスペーサー(ワイトレ)になります。これは非常に単純なもので、車体側の加工なくポン付けできますがいくつか注意点があります。

<ボルト逃げ>
ご存じ、ホイール側にボルト逃げが必要になります。車体のハブボルトの長さが25~27mm程度ありますので、15mmスペーサーであれば、ボルト逃げの深さが10~17mm超必要ということです。0.1mm足りなくても危険な状態となるので、余裕をもった奥行きが必要になります。

<センターハブの噛み合わせ>
ここが質問者様の主題かもしれませんが、ワイトレの形状によって複数の方法があります。その中では「ハブ一体型ワイトレ」を利用するのが最もまともな方法です。例えばホンダ車の場合だと、車体側のセンターハブ径は64.0mmの凸です。ホンダ用のハブ一体型ワイトレを選ぶと、車体側の面はのハブ穴が64.1mmの凹、ホイール側が64.0mmの凸という商品が一般的です。社外ホイールを装着する場合は、ホイール側に一般的な「73/64」等のハブリングを装着してセンターハブを噛み合せます。また、この方法は純正ホイールでもワイトレが利用できる点でもメリットがあります。

もしも、汎用のワイトレを利用する場合は以下の点に注意が必です。汎用ワイトレの内径は73.1の穴が空いています。ワイトレ専用ハブリングというものが売られているのですが、15mmワイトレ用であれば、普通のハブリングよりも15mm分厚く、25mm厚ぐらいのハブリングになります。25mmのうち15mmはワイトレとのツラあわせ、残りの10mmが出っ張りセンターハブとして機能します。以下のような商品になります。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/pvd1/271000529.html

上記のハブリングは純正専用です。社外ホイール装着に際して、ホイール側に普通の73/64ハブリングを組み合わせる使い方、つまりハブリングの2重使いはお勧めしないです。
やるならば、社外ホイール専用のハブリングというものがありますので、これを利用するようにしてください。これは外径73.0mm×内径64.1mm(例)の単なる円筒の形状の商品です。以下のような商品になります。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/aps-charge2015/hb-a.html

<ジオメトリーの崩壊>
サスペンションは純正のインセットを基準に設計されているので、インセットは純正値からいじっても10mmが許容範囲です。例えば、純正ホイールのインセットが45mmの場合は35mmが許容範囲、できれば6mm以内(インセット39mm)程度に留めたいです。ということは、純正ホイールいワイトレ15mmを入れると一気にインセットは30mmになってしまいます。こうしてしまうとサスペンションの性能が落ち、剛性も落ちてしまいます。ワイトレが忌み嫌われる大きな理由のひとつとなっています。これはインセットの小さいホイールの装着でも同じです。

<剛性不安>
車体のハブが頑強な鋼鉄でできているのに対して、ワイトレはボディが鍛造とはいえアルミ合金などを用いています。その柔らかい台座からハブボルトが生えており、ホイールを固定する仕組です。このワイトレから生えているハブボルトの台座の付け根部分がどうしても剛性不足なのです。高級高額車でも、車体のハブの素材には鋼鉄を利用していますが、それだけの剛性が必要だからです。ここがワイトレが忌み嫌われる最大の理由とされています。説明書に「公道使用不可」となっている理由もここにあるようです。

長くなりましたが、お知りになりたい内容は網羅されておりましたでしょうか?
もしも、抜けておりましたら、追加でご質問ください。

その他の回答 (1件)

  • 併用可能でもハブリングの効果は無効です
    ハブリングの高さ8mmとして
    スぺーサーが6mmなら
    2mmハブリングが飛び出すけど
    ホイールに面取り2c以上はあるからね
    スペーサーが2mmなら4mm飛び出すので
    掛かり代が有るかも

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