ロッカンさん
BMW Z4 ロードスター
グレード:sドライブ 35is_RHD(DCT_3.0)
2013年式
乗車形式:マイカー
M社でチューナップされた35isは似て異なるモンスターマシンの実感です。レーシングでなくプライベートでスポーツ走行を満喫するには申し分ないスペックでチ
2014.6.16
- 総評
- M社でチューナップされた35isは似て異なるモンスターマシンの実感です。レーシングでなくプライベートでスポーツ走行を満喫するには申し分ないスペックでチューンナップの必要性は三無と言えますが、国内の一般道ではその能力を持て余してしまいます。
初速が早く標準装備のマフラーでもエンジン音はグレイトで、信号待ちからフルスロットルで発進すると制限時速を超えていなくても暴走運転?とみなされるほどインパクトのある味付けです。
7速DCTはオートマチック感覚ではあるモノの、パーキングブレーキやスタートオン時パーキングからのシフトチェンジはノブサイドに有るプッシュボタンとブレーキペダルを踏んでからの作動で電子制御されており、バックや坂道発進の際はタイムラグがあり慣れが必要です。
しかし、パドルシフトを駆使して乗りこなすとひと味もふた味も違うレスポンスを体感できます。
Z3 2.2iも所有しておりますが、その直6NAとチューンナップされた直6ツインターボの乗り味はまるで違います。もっとも、2.2iはATでそれ自体でも体感差は歴然とするのは当然でしょうし、340馬力51k(ブースト時)のトルクの車と比較は無謀ですが…
スポーツ+モードで高速走行中でもアクセルを踏み込めば後輪がスピンする程の余力を残しているのには驚きでした。
背中の直後に有る後輪から突き上げられるような感覚とレーシングカーさながらの踏み込んだ時の轟音と抜いた時のバリバリというサウンドは血が騒がずにいられないスパルタンな味付けです。
この車を街中で周囲に迷惑?かけずに楽しく乗りこなすにはそれなりの自制心が必須でが、幸いにもそこはオープンカー!開放感を満喫しながらご機嫌なエキゾーストノイズをダイレクトに味わえるのはGood!です。
- 満足している点
- 抜群な駆動力、足回りで操舵性も秀逸。
ハードトップ仕様での車重ハンディを持っていながらも軽快な走りで全くストレスを感じません。
アクセルオンオフ時のエキゾーストノイズは最高で運転が楽しくなる車です。
ハードトップオープンカーでオープン走行の快適性はもとよりクローズ時はクーペとしてのエクステリアデザインの秀逸さに剛性・安全性・快適性・セキュリティーの面でも優れている。
走行中のオープン&クローズが出来るようになったのも決め手でした。
オプション設定した19インチランフラットは固い乗り心地を覚悟(購入前に35iを試乗していたので)していましたが、全く違和感なく路面に吸い付く感覚と、安定した直進走行性能にワイディングでもスムーズに反応するバランスの取れたハンドリングはM社によってボディー剛性&足回りに的確なチューニングが施されていると痛感しました。
オプションでオーディオをHifiサウンドプロにして650W14スピーカーをツーシーターの環境でガンガン鳴らしてますが、イコライザーを上手く調整すれば音割れもせず耳当たりが良いサウンドで鳴ってくれます。
- 不満な点
- 走行中のオープンクローズが可能になった事は評価してますが、40km/h以下でないと作動しないので後続の車に負い目を感じてしまいます。ヒンジの負荷の問題もあるでしょうが、交通事情からすればせめて一般道の法定速度以内ぐらいまで対応していればと感じています。
オープンクローズのボタンの位置をドライバーの手元にして欲しい。
作動中ボタンを押し続けないとイケないのでワンプッシュで作動するよう改良して欲しい。
リモコンでの開閉も同様なうえに至近距離でしか反応しない(安全性と言う事でしょうがウインドウの閉め忘れが起こりやすい)。
リアウイングは後付しましたがこのクラスなら標準装備でも良いのでは?
ホールド性の高いシートはワイディング時にも安心なのですが、乗車の際に出っ張り部分がベルトやジーンズのスタッズなどで擦れて革に傷が入ってしまいました。プロテクターが欲しいですね。
USBメモリーからMP3を取り込んだ際はアーチスト情報やタイトルが表示されますが、オーディオCDを直接HDDに取り込んだ場合情報が入らないのでソフトウエアの更新を期待したいところです。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験