BMW X5 E53 クーラント についての質問です。

Question

以前「check coolant level」の警告灯が出たのでラジエーターキャップをはずしてみると目視できる範囲でクーラントがすっからかんでした。

しかしクーラントの漏れは確認できず、その後水温計をちらちらみながら普通に走行していましたが、特に問題なく走行できました。（普段エアコンなど使わないため問題に気がつかなかっただけかもしれませんが。）

1ヶ月くらいたってからそろそろクーラント入れるかと思いガソリンスタンドで補充してもらったのですが、その数日後、高速道路を走行中エンジンルームから水蒸気が出てきてあわてて路肩に停めたら車の下からクーラントが漏れていました。（これの原因としては、ガソリンスタンドの店員がキャップをしっかりと閉めておらず吹き出たか、補給したクーラントが既存のクーラントとあわずにどこかから漏れてきたのだと考えています。）

結局レッカーで工場まで運んでもらいタンクとホースを交換してもらいました。そのときいれてもらったクーラントはBMW純正です。

しかしそこから半年ほど走行していたらまた「check coolant level」の警告灯がでて、ラジエーターキャップをはずしてみると、またすっからかんになっていましたが、同じく漏れは確認できませんでした。

・すっからかんと表記しましたがいずれもホース内にはクーラントがまだ残っているようです。（ホースをもむとラジエータータンク内からごぽごぽと音がなるため）

・ラジエーターキャップの加圧はしっかりしています。（ガソリンスタンドの店員がしっかりしていたかは不明です）


色々原因などが分からず質問しました。

質問を記載します。

1.とりあえずクーラントを補充してみて、また1年たたないうちにその警告灯が出たら工場に見てもらいに行こうと思っています。しかしBMW純正クーラントを入れてあるのは分かるのですが色が分からず、BMW純正にもいくつか色があると思うのですが、何色のを入れればいいのかが分かりません。ラジエーターキャップをはずしてもすっからかんなので色を確認することができないのですが、他の方法で色を確認することはできますか？

2.半年でクーラントがそこまでなくなることはあるのでしょうか。漏れが確認できないのでなぜこんなに早くすっからかんになるのかが分かりません。

3.そもそもホース内のクーラントだけで走行できるものなのでしょうか。異常がないのですから走行できているのですが、相当無理をさせていたのではないかどうか気になります。


相当調べましたが原因が分からず困っています。（調べ方が間違っているのかもしれませんが。）
よろしくお願いします。

Answer 1

純正クーラントと言うのがわからないのですが、大抵トヨタだけが赤で、他のメーカーは緑、色違いなだけで性能成分はかわりません。ラジエータからの漏れは熱をもった時だけとか、所謂膨張して漏れる事があります。少量だと下廻りに垂れる事もなく、毎日少しづつ減って行きます。この場合はなかなか気付かないですよ。この程度ですと漏れ止め剤で治まる可能性が高いです。一度試して様子見ですね。

Answer 2

BMWは減りが早いのかもしれません。
知人も、何台か乗り継いだが、昔からクーラントはすぐ無くなっちゃう。と言っていましたよ。

Answer 3

この時期なら外気温が低いので、ラジエターのコアが見えてるくらい冷却水が減っても、オーバーヒートが発生しない事はありますが、それも残ってる量次第という事になります。

冷却水が減るからには原因がある筈なので、整備工場で見てもらえば殆どの場合、症状から原因が特定できる筈です。
外部に漏れていないのなら、ヘッドガスケットが抜けて冷却水が燃焼室にリークして、徐々に減ってるのかも知れません。
その場合、症状が酷いと、排気ガスからクーラントの匂いがする場合があるのですが、数年掛けて無くなるというレベルだと、わかり難いかも知れません。

ラジエターキャップの加圧はしっかりしていると書かれていますが、キャップの不良でも冷却水が減っていく場合があります。
ラジエターキャップには圧力の開放と吸引側の２つのバルブが備わっているので、バルブが開放するリリーフ圧や、バキューム圧も調べる必要があります。
キャップが劣化してリリーフ側の開放圧が低下していれば、高温高圧時に冷却水が必要以上にリザーブタンクにリリーフされてしまい、冷却水が満タンとなってしまうので、走行中に溢れて外し排出されてしまいます。
エンジンを停止して温度が下がればラジエターが不圧になって、キャップのバキューブバルブが開くので、不圧分だけリザーブタンクの冷却水が吸いだされて、ラジエター側に戻るのですが、走行中にリザーブタンクから外に排出さ分は減っている事になるので、日毎にラジエターの水量が減っていく場合があります。
ラジエターキャップは加圧テスターで点検をする必要があるのですが、経験の豊富な整備士なら、キャップを見ただけでも異常を判断できると思います。

スタンドで補充をしてエンジンルームを眺めているだけでは、なにも改善しないので、直ぐに整備工場で調べて貰った方がいいでしょう。

因みに、異なった成分(色)のクーラントを混ぜても、特に害はありません。
有るとしたら色が混ざって濁りがはっせいするので、冷却水の状態が汚れているのかなんだか判断がし辛くなるくらいです。