余裕のV8パワー
我が家にきて1年が過ぎましたのでレポートさせて頂きます。以前は国産のセダン、スポーツカーと乗ってきてエンジンも直6とV6のみでしたが
2010.2.28
- 総評
- 余裕のV8パワー
我が家にきて1年が過ぎましたのでレポートさせて頂きます。以前は国産のセダン、スポーツカーと乗ってきてエンジンも直6とV6のみでしたが今回は初のV8、外車、左ハンドル、ワゴンと、我が家での初が多いのでいろいろ書かせて頂ます。基本設計が20年以上前ですがこの年代にしては良く出来ていると思います。個人的にはE34型のデザインが好きで、初代6シリーズに次ぐ傑作だと思っております。
- 満足している点
- 4000ccV8エンジンは低速トルクもあるが高回転もレッドまで軽く吹けあがりパワフルです。アクセルを踏み込んだ時や高回転時のV8サウンドも最高です。アルミブロック、ステンレスエキゾースト、ダイレクトイグニッションと作りもコストが掛かっています。また現代ではインテークマニホールドの樹脂化が一般的になってますが、この当時ですでに採用していて、心配されるひび割れ、変形等もありません。
ミッションはシフトショックもほとんどなく、Dレンジのままでも減速時は積極的にシフトダウンをしてエンブレを有効に使って燃料カットを働かせてます。その動作も回転計と燃費計を見てないとわからないくらい自然です。シフトモード(オートとスポーツ)を切り替えて使えば基本的にDレンジのままで済みます。
燃費は市街地で5km弱、高速で9km弱。排気量からすればこんなもんでしょう。燃費を気にしたらこの手の車は乗れません。
内装は本革仕様で高級感があり、現在でも、しなやかで材質の良さがうかがえます。シートも前席オールパワーで(ヘッドレストの上下も)使いやすく長時間でも疲れにくいです。シートヒーターも冬場は有効です。後部座席用のエアコン噴出口も便利です。
荷室も広く、床下、サイドの物入も豊富で便利です。左サイドにはCDチェンジャーがありましたが、HDDナビを付けいらなくなったのでさらに有効に使えるようになりました。リヤゲートには豊富な車載工具が内蔵してありなかなか使えます。リアシートも分割可倒式で、カーゴネットも装備してあり便利です。
リヤゲートのガラス部は開口するハッチになっており、非常に便利です。通常はほとんどこちらを開けて荷物の出し入れをしてます。構造も凝っており、ハッチを開けたままゲートを上げても大丈夫なように、ガラスハッチのヒンジがリヤゲートではなく、モノコックに直付してあり独立した取りつけとなってます。
ダブルサンルーフはこれも凝った構造をしており、前席、後席それぞれで、有効に使えるような動きをします。
ブレーキはE34型では唯一の4輪ベンチレーテッド、冷却ダクト付であり安心です。
車体の剛性が高いように思えます。ドアを閉めた時にそう感じたのですが。気のせい?
- 不満な点
- サンバイザー、ドアハンドルなどの樹脂部分の仕上げに高級感がない。現代の商用車レベル。
5シリーズが高級車ではなく、スポーツセダンだといという事であればそれまでですが。
ステアリングの調整にチルト機構がない。テレスコは電動ですが。
基本設計が古いので仕方ありませんが、オーディオスペースが1DINしかないこと。2DINのナビをダッシュボートを加工して取り付けてます。
エアコンの噴出口の切替が細かく設定できない。オートエアコンであるもののファンコントロールはオートではないので不便。左右独立温度設定や室内、外気自動切換などの機能があるのは評価できるが。
助手席の左側側面にある小さな張り出しが微妙に気になる。
ワイパーコントロールが間欠は車速により時間が変わり、(任意でも設定可)ローの時は車が停止時には間欠に切替わる構造で便利なのだが、再発進の時すぐ作動してくれないので、逆に不便に感じる時がある。また、ハイの時にはワイパーが戻りきった時にどこかに当っているようで気になる。
ステアリングは20年以上前には日本ではほとんど姿を消したリサーキュレーティングボール式で良く言えば独特の滑らかな動き、悪く言えばレスポンスが悪いとなりますので、スポーティーな走りを求めると不満が出ます。ロックツーロックも多めなのも同様です。慣れとテクニックでカバーすればいいのかな。昔はみんなこれだったのだし。
ボンネットが前ヒンジなので整備性が良くない。でも最近慣れたので気にはならなくなりましたが。ボンネット裏にある照明は便利ですね。あとこの開き方がかっこいいように思えるのは私だけでしょうか?
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験