2021年1月
■2021年1月
ベントレーモーターズジャパンは、新型「ベンテイガハイブリッド」を2021年1月6日に発表した。
同年6月1日には価格改定を実施した。
2022年1月5日には価格改定を実施した。
同年7月1日には価格改定を実施した。
■2022年9月
ベントレーモーターズジャパンは、「ベンテイガハイブリッド」に「Sハイブリッド」と「アズールハイブリッド」を設定して、2022年9月30日に発表した。
「Sハイブリッド」は、3.0リッターTFSI V6ガソリンエンジンと100kWの電気モーターを組み合わせ、最高出力462PS、最高速度254km/hと公表されている。「ウィング」バッジを除くすべてのエクステリアライトウェアがポリッシュメタルからブラックに変更され、ブラックのサイドシルやドアミラー、ダークティントヘッドランプ、ブラックラジエターグリル、サラウンド、スピードスタイルのフロントバンパーを装備。ディスティンクティブ22インチホイールは、シルバー、ブラック、ブラック&ポリッシュメタル仕上げから選択できる。リアでは、スピードスタイルのテールゲートスポイラー、ダークティントリアランプ、ブラックのスプリットオーバルテールパイプを備えている。
インテリアは、スポーティな雰囲気を演出。ベンテイガ スピードのような「パフォーマンス」デザインのダイヤルを備え、レブカウンター内にPHEVパワーメーターを追加したドライバー用デジタルメーターを搭載。フルーテッドシート、フェイシアの「S」エンブレム、照明付きトレッドプレートとヘッドレストなどを装備している。
もう一方の「アズールハイブリッド」は、スリリングなパフォーマンスを発揮しながらも、乗員の健康と快適性を最優先して開発。特に、ドライバーと同乗者が音響的に隔離された静寂なキャビンを楽しむことができるという。フロントシートコンフォート仕様では、最大22ウェイまで調整可能となっている。また、アダプティブクルーズコントロールやレーンアシスト、ラフィックアシスト、ベントレーセーフガードに加えて、一連のレーダーおよびカメラシステムを搭載して、安全性を向上した。
■2022年11月
ベントレーモーターズジャパンは、「ベンテイガハイブリッド」に特別仕様車「オデッシアンエディション」を設定して、2022年11月2日に発表した。
「オデッシアンエディション」は、2021年にフライングスパーに初めて設定されたモデルで、2035年のラグジュアリーモビリティを見据え、「ビヨンド100」戦略の一環として製作されたコンセプトカー「EXP 100 GT」を参考にしてデザインされている。パワートレーンは、3.0リッターV6ガソリンエンジン、電気モーター、改良された18.0kWhバッテリーを組み合わせ、システム全体で最高出力は462PS、0-100km/hは5.3秒、最高速は254km/h、電力のみの航続距離はWLTPモードで45km以上と公表されている。
キャビンの素材にもサステナビリティにこだわり、ハイグロス仕上げのウッドパネルに比べてラッカー使用量が90%少ないコア材をセンターコンソールに採用。フェイシアとウエストレールには「ピアノリネン」のウッドパネルを使用した。キャビンにはその他に、英国産ウール100%のツイード生地を使用したパネルも使用されている。また、キャビンの各所に施されたレザーは「ベルーガ」、「ポーポイズ」、「クリケットボール」、「ブルネル」、「バーントオーク」の5色から選択したカラーに、明るくモダンなイメージの「リネン」を組み合わせ、アクセントカラーとしてソフトで温かい印象の「オータム」をあしらった。各シートには、フライングスパー オデッシアンエディションにも採用されたオンブレ(ぼかし)仕上げの刺繍が施され、刺繍糸で微妙なグラデーションが表現されている。
エクステリアは、ボディの低めの位置にあるブライトウェア(前後バンパー、ヘッドライトサラウンド、テールライトサラウンド、ボディサイド下部のクローム)と22インチ10本スポークホイールに、アクセントカラーとして「ペールブロッガー」のペイントを施した。ボディカラーは60色以上を設定している。