2017年2月
■2017年2月
FCAジャパンは、アバルト・ブランド傘下「アバルト595」の全ラインアップを刷新し、2017年2月25日より販売を開始した。
これまで「アバルト500」だった名称を「アバルト595」に変更することで、全グレードの名称が「595」となり、「フィアット500」との明確な差別化が行われた。
全グレード共有の変更点としては、昨年1月に実施された「フィアット500」と同様の変更を実施。フロントライトまわり(LEDデイランプ)、リヤコンビランプ、センターコンソールまわりの変更のほか、グローブボックスとカップホルダーの追加、ステアリングホイールのデザイン変更、TFTメータークラスターの機能向上、USB、Bluetoothなど、さまざまな外部入力に対応した5インチタッチパネルの新型ラジオの採用。さらに3色(レッド、イエロー、パールホワイト)のボディカラーが新たに導入されている。
最大の特徴となっているのが前後のバンパーがアグレッシブなデザインに変更され、フロントバンパーのインテークには「ABARTH」の浮き文字があしらわれたこと。またギャレット製大径タービンを変更し、最高出力をこれまでの160psから165psに向上させたほか、新デザインの17インチアルミホイール採用したほか、ブレーキキャリパーをブラック仕上げに変更した。
■2018年4月
FCAジャパンは、「アバルト595C ツーリズモ」に特別仕様車「アバルト595C ツーリズモ MTリミテッド」を設定して、2018年3月28日に発表、同年4月8日に50台限定で発売した。
「アバルト595C ツーリズモ MTリミテッド」は、マニュアルトランスミッション(MT)を組み合わせた限定車。エクステリアもユニークな仕立てとなっていて、専用デザインの17インチ20スポークアルミホイールや、イエロー塗装を施したブレーキキャリパーを採用して、足元をスタイリッシュに演出。また通常はリアのみに装着されるKONI製ショックアブソーバーをフロントにも採用することで、マニュアル車に相応しいスポーティなハンドリング性能と快適な乗り心地を高次元でバランスしたという。
ボディカラーは、洗練された雰囲気のガーラホワイトを設定した。