2019年9月25日、スバルは第46回東京モーターショー2019の出展概要を発表した。最大の注目モデルは、10月23日のプレスデーにワールドプレミアされる、新型レヴォーグだろう。
WRX STI 最終バージョンの限定モデルも!
スバルは「人生をより良くできるクルマは、きっと、ある。~believe.~」をコンセプトに、クルマを通じてお客さまの人生を豊かにするというスバル ブランドの信念を、世界初公開となる新型レヴォーグ(プロトタイプ)などの出展車両やブース全体を通じて表現するという。
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では、主要な出展車両を紹介していこう。
●新型レヴォーグ プロトタイプ(世界初公開)
2013年の東京モーターショーで現行型が発表されたレヴォーグが、いよいよ2代目にフルモデルチェンジされる。新型はスバルの持てる最先端の技術を結集し、自動運転化が進むモビリティ社会の中で「誰もが自分の意思で、運転をどこまでも愉しめる未来」の実現を目指した1台だという。だが今のところ公開されているのは、ここで紹介する画像のみ(タイトル写真より少し加工してある)。なお、専用のWebティーザーサイトもオープンしている。
●WRX STI EJ20 ファイナルエディション プロトタイプ
1989年からスバルの主力エンジンを務めてきたEJ20型が、2019年度内に生産を終了。このエンジンを搭載するWRX STIは2019年12月末で受注を終了する。その集大成となる特別仕様車「EJ20 ファイナルエディション」のプロトタイプを公開する。バランスドエンジン、レカロ製シート(オプション)、チェリーレッドのピンストライプ(フロントグリル&リアバンパー)、BBS鍛造19インチホイール(ゴールド塗装)、6ポットのシルバーキャリパーなど、Sシリーズを彷彿とさせる機能と装備をまとった、EJ20の集大成モデルだ。555台限定の抽選販売を予定している。
●インプレッサスポーツ 2.0i-S アイサイト
10月にビッグマイナーチェンジを予定している第5世代インプレッサスポーツの大幅改良モデル。フロントバンパーやヘッドランプなどエクステリアを変更し、サスペンションの改良で走りの質感も向上している。全車標準装備のアイサイト・ツーリングなど、安全&快適装備も充実させている。
●XV アドバンス
10月にマイナーチェンジが予定されている、XVのe-ボクサー(ハイブリッド)モデル。現在、XVでは受注の3割から4割、フォレスターでは5割以上がアドバンスだという。今回のマイナーチェンジで、XVのエンジンラインアップは1.6Lのガソリンとe-ボクサー(2L+モーターのハイブリッド)のみとなる。アイサイト・ツーリングも全車に標準装備。
なお、同じパワートレーンを搭載する本格派SUVのフォレスター アドバンス(市販車)も出展される。
●VIZIV アドレナリン コンセプト
2019年のジュネーブ モーターショーでワールドプレミア(世界初公開)された、新しいスバル デザインの方向性を示すコンセプトカー。特徴をより際立たせる「BOLDER」という考え方の元にデザインされた。大自然の中を意のままに駆ける愉しさも目指しているという。このデザインを基に生まれる市販車は、何になるのだろうか?
●BRZ GT300 2019
2019 スーパーGTのGT300クラスに参戦している、BRZをベースにしたレーシングカー。2019シーズンは苦戦が続いているBRZ GT300だが、サーキットでしか見られないその雄姿を目の当たりにできるのは、モータースポーツファンにはたまらないだろう。
EVや自動運転など、車両以外の技術展示に関しては、今のところ予定されていないという。
プレスカンファレンスは、10月23日(水)14時から東京ビッグサイト・青海展示棟のスバル ブースで行われ、YouTube上のスバル公式チャンネルで配信される。なお、専用Webサイトも開設され、出展車両に関する情報を配信している。
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