現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 所詮軽……の時代は終わった! 200万円以下で安全&運転支援装備が充実した軽自動車4選

ここから本文です

所詮軽……の時代は終わった! 200万円以下で安全&運転支援装備が充実した軽自動車4選

掲載 更新
所詮軽……の時代は終わった! 200万円以下で安全&運転支援装備が充実した軽自動車4選

 普通車に負けない安全装備を装着した軽自動車も多い

 消費税10%へのアップがほぼ確実となった今、それまでに家族のクルマを手に入れたいな~、って考えている皆さんも多いのではないでしょうか? 購入費用だけでなく、買ってからの維持費をなるべく抑えたい場合や、自宅の駐車スペースや周辺の道が狭いといった事情などで、「やっぱり狙うは軽自動車!」という声をよく聞きます。

えっ、軽かよ……とならない女子ウケ抜群のデートで使える軽自動車5選

 今や軽自動車は、乗車定員は4人になるものの、広さも装備も立派にファミリーのファーストカーとして通用する出来ばえ。セダンタイプからクロスオーバーSUV、ハイトワゴンやスーパーハイトワゴンまでボディタイプも豊富なので、目移りしそうなくらい選び甲斐がありますよね。

 ただ一つ、安全性が不安だなぁ、という人もいるかもしれません。確かにひと昔前の軽自動車は、普通車に比べると先進の安全装備は手薄でしたね。でも最新の軽自動車はそんなことはないんです。しっかりチェックして選べば、普通車とほぼ同等の安全装備がついてきます。いくら予算を抑えたいとはいっても、大切な家族を乗せるクルマだからこそ、安全装備だけはケチらずに盛ってほしいと思います。

 そこで今回は、予算200万円以下で選べる、安全装備がスゴイ軽自動車を厳選してご紹介しますね。

 1)ホンダN-BOX

 まず、現時点で軽自動車のトップレベルの安全装備を誇るのが、ホンダN-BOX。ミリ波レーダーと単眼カメラで車両周辺の様々な危険要因を検知して、安全運転をサポートする8つの機能がベースグレードから標準装備です。

 とくに素晴らしいのが、全車速対応ではないですが、前走車に追従して走ることができる「ACC(アダプティブ・クルーズコントロール)」が搭載されていること。現時点でACCが搭載されているのは、軽自動車ではこのホンダN-BOXと商用軽バンのホンダN-VANだけです。

 また、車線からはみ出さないようにステアリング操作を支援してくれる「LKAS(車線維持支援システム)」や、歩行者と衝突しそうだと予測した場合にステアリング操作で回避を支援(約10~40km/hで走行中)してくれる「歩行者事故低減ステアリング」など、まだ他の軽自動車にはなかなか搭載されていない先進安全技術も装備されているので、安心感は絶大。とくに、高速道路を頻繁に使って出かけるよ、というファミリーにはイチオシの内容となっています。

 2)三菱ekスペース

 お次は、そこまで高速道路は使わないという人や、運転がちょっと苦手だなぁという人にオススメなのが、日常のうっかりミスをしっかりサポートしてくれる機能が充実した、三菱ekスペース。

 もちろん「衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)」や、ペダルの踏み間違いによる事故を防止する「踏み間違い衝突防止アシスト」は全車標準装備。その上で、三菱ならではの「ETACS」という装備は、ライトの消し忘れやドアミラーの自動展開・格納など、クルマが状況を判断して運転をサポートしてくれる、毎日の運転で「助かった~」と思えるものが充実しているんです。

 走行スピードに応じて、ワイパーを適切な間隔で動かしてくれる「フロント可変間欠ワイパー(車速感応タイプ)」といった、雨の日など運転環境が悪い時のストレスも減らしてくれるので、気持ちの上でもリラックスできて安全運転に集中できそうですよね。

 3D映像で駐車をサポートする装備をもった軽自動車も

 3)スズキ・スペ—シア

 続いては、走行中の安全性はもちろんだけど、車庫入れとか駐車場から道路へ出るときとか、ヒヤリとすることが多い場面での安全性を高めてくれる装備が手厚く揃う、スズキ・スペーシア。

 単眼カメラとレーザーレーダーで車両や歩行者を検知して、「衝突被害軽減ブレーキ」や「ふらつき警報機能」、前進だけでなく後進でも作動する「誤発進抑制機能」など、万が一への備えも万全なんですが、メーカーオプションとなる「全方位モニター用カメラパッケージ」装着車は、クルマの前後に設置された4つのカメラで、自分のクルマを真上から見たように映し出してくれて、車庫入れに威力を発揮。

 それだけでなく、狭い道でのすれ違いに便利な「助手席側サイド映像」や、見通しの悪いT字路などで近づく歩行者を知らせてくれる「左右確認サポート機能」があるのも安心です。

 また、軽初の機能としてクルマの周囲360度を立体的に表示する3Dビューなど、見たいところがシッカリ確認できるのが助かるんですよね。バックカメラが搭載される軽自動車もたくさんあるんですが、表示画面がルームミラー内に埋め込まれているものが多いのです。それだと小さくて画像も粗く、結局よく見えない、ということになりがち。スペーシアは大きなモニターというのもポイントです。

 4)ダイハツ・ミライース

 さて最後は、先進の安全装備がもっともリーズナブルな価格で手に入る軽自動車、ダイハツ・ミライース。

 車両だけでなく歩行者も認識して作動する、ダイハツ最新となる第3世代の「スマートアシストIII」が、約90万円のB”SAIII”から標準装備されています。衝突警報機能は対車両で約4~100km/h走行時、対歩行者は約4~50km/h走行時で作動。その後、事前ブレーキ、被害軽減ブレーキアシストと作動し、いよいよ衝突が避けられないとシステムが判断した場合は、強いブレーキで減速させる緊急ブレーキが作動します。その作動条件は対車両が約4~80km/h走行時、対歩行者が約4~50km/h走行時ということで、これがあればかなり安心感が高まりますよね。

 加えて、ペダルを踏み間違えた場合に急発進を抑制してくれる「誤発進抑制制御機能」は前方と後方どちらも作動します。また、縦列駐車の時などに車両四隅のセンサーで障害物を教えてくれる、軽初の「2コーナーセンサー」も頼もしい装備です。

 こうして見てくると、軽自動車の安全装備はどれも同じように思えて、しっかりチェックするとそれぞれちゃんと違いがあることに気づかれたと思います。あれもこれもと全部を装着しなくても、皆さんのクルマの使い方に合わせて、ベストな安全装備がついた軽自動車を選ぶことが大切。ヘビーユーザーさん、ご近所チョイ乗りさん、運転ビギナーさんと、ここで今いちど自分はどのタイプで、どんな安全装備がマストかな、というのを考えてみるといいですね。先進の安全装備で、楽しいカーライフを手に入れましょう!

こんな記事も読まれています

ベントレー、V8ツインターボエンジンの生産を終了へ…電動化を加速
ベントレー、V8ツインターボエンジンの生産を終了へ…電動化を加速
レスポンス
ノリスの成長を加速させた気鋭のチームメイト。好調が続かなかったリカルドへの懸念【中野信治のF1分析/第6戦】
ノリスの成長を加速させた気鋭のチームメイト。好調が続かなかったリカルドへの懸念【中野信治のF1分析/第6戦】
AUTOSPORT web
トップ3独占のトヨタ。僅差の3番手勝田は「一日を通して持てる力を発揮していた」とラトバラ代表も称賛
トップ3独占のトヨタ。僅差の3番手勝田は「一日を通して持てる力を発揮していた」とラトバラ代表も称賛
AUTOSPORT web
アレックス・パロウ、白熱のトップ争いを制し今季初勝利|インディカー第5戦インディアナポリスGP
アレックス・パロウ、白熱のトップ争いを制し今季初勝利|インディカー第5戦インディアナポリスGP
motorsport.com 日本版
首都圏―栃木“第三のルート”めきめき成長中!? 「常磐道からまっすぐ100km」構想の最終地点は今 宇都宮LRTからの“夢の続き”
首都圏―栃木“第三のルート”めきめき成長中!? 「常磐道からまっすぐ100km」構想の最終地点は今 宇都宮LRTからの“夢の続き”
乗りものニュース
ホンダ新型「“小型”ミニバン」初公開! 全面刷新で「車中泊」モデル“新”設定! ちゃんと「寝られる」3代目「フリード」の「真っ平らベッド」仕様とは
ホンダ新型「“小型”ミニバン」初公開! 全面刷新で「車中泊」モデル“新”設定! ちゃんと「寝られる」3代目「フリード」の「真っ平らベッド」仕様とは
くるまのニュース
大クラッシュのポルシェ911、シャシー交換へ。ドライバーのマリキンは決勝出走可能との診断/WECスパ
大クラッシュのポルシェ911、シャシー交換へ。ドライバーのマリキンは決勝出走可能との診断/WECスパ
AUTOSPORT web
自作フォード「GT40」は原付カーだった! EVなのにホンダエンジンのサウンドが楽しめるギミックとは【マイクロカー図鑑】
自作フォード「GT40」は原付カーだった! EVなのにホンダエンジンのサウンドが楽しめるギミックとは【マイクロカー図鑑】
Auto Messe Web
【バーンファインディング】納屋の隅で見つかった走行距離2,600kmのシボレー コルベットC3スペシャルモデルの復活物語!
【バーンファインディング】納屋の隅で見つかった走行距離2,600kmのシボレー コルベットC3スペシャルモデルの復活物語!
AutoBild Japan
【画家をも魅了】 DS 4に仏の初夏を連想させる「コクリコ・エディション」 バカンスの風物詩
【画家をも魅了】 DS 4に仏の初夏を連想させる「コクリコ・エディション」 バカンスの風物詩
AUTOCAR JAPAN
フェラーリを辞めマクラーレンに移籍も3カ月で退職したサンチェス、アルピーヌF1再浮上のキーマンとなるか
フェラーリを辞めマクラーレンに移籍も3カ月で退職したサンチェス、アルピーヌF1再浮上のキーマンとなるか
AUTOSPORT web
スズキ『ジムニー郵便車』ミニカー、限定500台で予約開始
スズキ『ジムニー郵便車』ミニカー、限定500台で予約開始
レスポンス
ついに2Lロードスター登場間近?? やっと手に入るかも 最速ロードスターが全国巡業へ
ついに2Lロードスター登場間近?? やっと手に入るかも 最速ロードスターが全国巡業へ
ベストカーWeb
エスパルガロ、ジャンプスタートで表彰台逃す「得はしてないけど、動いたなら仕方ない」
エスパルガロ、ジャンプスタートで表彰台逃す「得はしてないけど、動いたなら仕方ない」
motorsport.com 日本版
大阪~橿原直結へ「最後の未開通部」進行中!? 西名阪道へつなぐ「大和高田バイパス」全通まで「あと2.3km」どこまで進んだ?
大阪~橿原直結へ「最後の未開通部」進行中!? 西名阪道へつなぐ「大和高田バイパス」全通まで「あと2.3km」どこまで進んだ?
くるまのニュース
NEWモデルは全車ハイブリッド! トヨタが米国で「カムリ」の2025年モデルを公開
NEWモデルは全車ハイブリッド! トヨタが米国で「カムリ」の2025年モデルを公開
バイクのニュース
オヤジは知っている!! トラックだけじゃないんだよ!! [いすゞ]って実は名車の宝箱だった!
オヤジは知っている!! トラックだけじゃないんだよ!! [いすゞ]って実は名車の宝箱だった!
ベストカーWeb
トヨタ新型「クラウン スポーツ」に試乗! 素直にカッコいいと思える久々の国産車は590万円から
トヨタ新型「クラウン スポーツ」に試乗! 素直にカッコいいと思える久々の国産車は590万円から
Auto Messe Web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

153.0182.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.8294.0万円

中古車を検索
スペーシアの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

153.0182.5万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

7.8294.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村