■進化したクラウンと友だちになれる
2018年6月26日に、60年以上にわたって日本の高級車の代表格となっているトヨタ「クラウン」が15代目へとフルモデルチェンジしました。
これはヤバイ!トヨタ 新型「クラウン」はハイパワーユニット搭載でスポーツセダンに進化
日本の道を快適に走る高級車を日本人の手でつくる、というコンセプトで生まれた「クラウン」は、フルモデルチェンジのたびに最新のテクノロジーを採用することで知られています。
15代目「クラウン」では、メッセージアプリ「LINE」との連携が発表されました。7300万人以上の月間利用者数を誇るLINEは、もはや生活に必要不可欠なものとなっていますが、クルマと連携するというのはイメージが湧きづらいかもしれません。
■緊急時にも頼れるクルマ
LINEとの連動方法について、都内にあるトヨタ販売店の販売員に話を伺いました。
── クラウンとLINEが連携したことで、どのようなことができるようになったのですか。
ご自身のクラウンとLINEで「友達」になることで、問いかけた内容に対して回答を得ることができます。また、ナビに目的地を設定することも可能です。例えば、お出かけ前にLINEで目的地を設定し、目的地の天候や目的地までガソリンが足りるかどうかなどを、LINEでのやりとりだけで知ることが可能です。
─― LINEでできることは他にもありますか。
出発時刻などを確認することもできますが、現状では以上のような機能です。
ただし、コネクティッド関連の機能自体は他にも備わっており、『MyTOYOTA for T-Connect』というスマホのアプリを使用することで、車両の状態をアプリ上で詳細に確認できます。ドアロックの閉め忘れやハザードランプの消し忘れを確認して遠隔で操作することが可能です。
さらには、ドライバーの緊急事態に合わせて専門のオペレーターがスタンバイしており、事故や急病時にボタンを押すか、エアバッグが作動したときには、自動でオペレーターへ車輌情報が提供され、緊急車両などがすばやく手配されます。
── サービスの利用に費用はかかりますか。
T-Connect for CROWNについては、新車でご購入後3年間は自動で標準搭載されます。最初の車検後、つまり4年目以降は年間1万6000円(消費税別)となっています。
■クラウンユーザーは最新の機能を使う?
クラウンとLINEの連携については、まだまだ簡易的なものが中心ですが、カーライフをちょっと便利にする機能だということがわかりました。また、T-Connectアプリも含めれば、現時点でもかなり便利だと言えます。
しかし、クラウンのような伝統的な高級車は、保守的なユーザーが多いというイメージが強く、こうした最新の機能はあまり響かないのではないでしょうか。
前出の販売員は、「確かに、クラウンは年配のお客様が多いので、プリウスPHVのお客様のように新しいモノに惹かれてご購入される方はあまり多くありません。また、クラウンというクルマは法人での需要も多く、法人のお客様もコネクティッド関連にはあまり興味を持たれないことが多いです。ただ、クラウンは常に最新の技術を搭載してきたクルマであり、そうしたチャレンジ精神こそがクラウンが60年以上続いている力の源だと思います。『クラウンだから買う』というお客様も多いのですが、こうしたチャレンジ精神に惹かれている方も多いのではないでしょうか」と話します。
次期型のクラウンが登場する頃には、あらゆるクルマがLINEと連携しているのかもしれません。今後もLINEアプリとの連携をはじめとしたコネクティビティサービスにより、マイカーでのドライブが楽しくなそうです。
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