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6年連続の軽王者はなぜ売れる? コロナ前後で人気のホンダ「N-BOX」の魅力とは

掲載 更新 17
6年連続の軽王者はなぜ売れる? コロナ前後で人気のホンダ「N-BOX」の魅力とは

■6年連続でNo.1のホンダ「N-BOX」の魅力とは

 昨今の国内新車市場では、軽自動車のシェアが年々伸びており、2020年では約37%と4割に届くほどの成長市場です。
 
 その軽自動車市場において、6年連続で販売台数No.1を記録しているのが、ホンダ「N-BOX」。ライバル勢がフルモデルチェンジや派生モデルを投入するなかで、なぜ日本一の称号を長きに渡り死守しているのでしょうか。

不人気にもほどがある!? ビックリするほど売れていない軽自動車5選

 現行となる2代目N-BOXは2017年8月31日に発表。直近では2020年12月24日にマイナーチェンジしています。

 また、2020年暦年(1月から12月)における販売台数が19万5984台と、コロナ禍の影響により2019年還暦の25万3500台よりも6万台ほど落ち込むものの、前述のとおり6年連続で軽自動車No.1となりました。

 今回、ホンダでは軽自動車ユーザー1000人(N-BOXユーザー500人とN-BOX以外の軽自動車ユーザー500人)を対象に「N-BOXの人気」について調査を実施しています。

 その結果、N-BOXユーザーは、他車ユーザーに比べマイカーに対する満足度が高く、3人に2人が「次もN-BOXを買いたい」と回答したといいます。

 なかでも、N-BOXは購入時の満足度が他社よりも高いようです。

 クルマの購入時、他車ユーザーが「価格」(94.2%)をもっとも重視して選ぶのに対し、N-BOXユーザーは「運転のしやすさ」(91.8%)や「車内空間の快適性」(91.4%)を重視し、「価格」以外を重要視する傾向にあるといいます。

 また、クルマの乗り換え(買い替え)経験がある892人に、「次に買い換えるときはどうするか」と、今後の予定を聞きました。

 結果として、N-BOXユーザーのおよそ3人に2人(64.5%)は「同じ車種を買いたい」と答え、N-BOX以外のユーザー(54.4%)より10ポイントも高くなっています。

 実際にN-BOXのユーザー傾向について、ホンダの販売店は次のように話しています。

「N-BOXを購入されるお客さまの多くは、はじめに競合他社のモデルと『広い室内空間』や『使い勝手』、『安全機能』といったと同じ部分で検討されているようです。

 しかし、実際には競合他社のモデルと大きな性能・機能の差は無く、最終的には、内外装のデザインや各所の細かな作り込みといった質感部分で判断されているケースが見受けられます。

 また、これまでに多くのお客さまに購入頂いた実績や認知度や知名度といったものも売れている要因といえます」

※ ※ ※

 なお、今回の調査では、現在第3波が猛威を振るっているコロナ禍において、公共交通機関よりも自家用車を利用した移動が増えることが想定されており、それに関連した項目も調査されています。

 自家用車での移動で「重要視するものは何か」という質問では、「車内空間の快適性」(68.6%)、「長距離運転時の運転者の快適性」(52.2%)、「長距離運転時の同乗者の快適性」(41.8%)が上位に選ばれました。

 これらの項目において、N-BOXユーザーの満足度が高く、他車ユーザーの満足度を上回る結果となっています。

 こうした、コロナ前後での日常生活における使い勝手の満足度の高さがN-BOXが売れ続ける要因といえそうです。

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みんなのコメント

17件
  • 金持ちも結構乗ってる
    近所に買い物行くのにこんな便利な乗り物ないからな
  • 東京在住だが、速度域が低い東京の
    街乗りではメルセデスのCクラスより
    N-BOXのほうが乗り心地がいい
    クルマは走りがぁ、なんてガキくさいこと
    いう年齢は過ぎたし
    次期フルモデルチェンジが楽しみ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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