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トヨタ「クラウン“オープン”」実車展示! ピッカピカに輝くド派手ボディがスゴい!斬新すぎる「彫刻仕様」どんなモデル?

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トヨタ「クラウン“オープン”」実車展示! ピッカピカに輝くド派手ボディがスゴい!斬新すぎる「彫刻仕様」どんなモデル?

■スゴすぎる「シルバークラウン」が出現!

 2024年7月5日~7日に開催された「群馬パーツショー」(群馬県高崎市)では、ひときわ目立つトヨタ「クラウン」が展示されていました。
 
 それは、シルバーに輝くクラウン(以下、シルバークラウン)ですが、「RIKISO」という会社が出展。なんと1人で作り上げたというから驚きです。
 
 一体どのようなモデルなのでしょうか。

【画像】カッコいい! これがスゴい「クラウンオープンカー」です! 画像を見る

 群馬トヨタグループの一員であるRIKISOは、トヨタ車の整備点検や板金塗装をおこなっており、シルバークラウンは整備や板金塗装の技術を知ってもらうために展示したといいます。

 オープンカーとなった10代目クラウンを使用していますが、前回は同じクラウンを赤く塗装して展示していたとのこと。今回は「エングレービング」を施して展示していました。

 エングレービングというのは版画の凹版技法のひとつで、固い金属板などに彫刻していくもの。

 クルマのボディにエングレービングを行うカスタムは数年前から行われているので、見たことがあるという人もいるかもしれません。

 その緻密な彫刻は機械で作業することができず、職人が1つ1つ彫っていく必要があります。

 実際に、シルバークラウンにエングレービング作業をした担当者に話を聞くと、通常業務が終了してから作業していたこともあり、ここまで仕上げるのに3か月くらい掛かったそうです。

 まずボディに厚みを付けることで彫り代を確保し、そこから下書きなしの一発勝負で彫り込んでいったそうです。

 これらの作業工程について前出の担当者は次のように述べていました。

「ボディに直接エングレービングを行っても良いのですが、彫った部分の凹凸に陰影をつけるために、ボディサフェーサーを8回塗装し、厚みを付けてからエングレービングを行いました」

 とくにアラベスク模様をボディ全体に彫り込んでいくのは時間が掛かったとのこと。ボンネットにある葉っぱのような模様の横にある丸の彫刻だけでも丸1日掛かったといいます。

「途中で辞めてしまいたいと思った」というほど、気の遠くなるような作業を繰り返し、やっと彫刻が完了してもそれで終わりではなく、今度は塗装が待っています。

 銀では色褪せが起きてしまうので、今回はアルミベースのメタル塗装を使用しており、これは通常の板金塗装では使わない塗料ですが、メタリック感を出すために用いたそうです。

 普段使わない塗料なので、この塗料もタレないようにしながら均一に塗るのも苦労したとのこと。

 もともと、板金塗装はRIKISOの主力事業の一つでもあるため、カットされたルーフの処理が非常に丁寧に行われているなど、同社の板金技術の高さを伺い知ることができます。

 担当者は「普段の板金塗装でも板金作業でいかにキレイな素地を作り上げるか。塗装も1台1台違う状態なのでその状態に合わせた色合わせができるか。など大変な部分もありますけど、このクルマはそういうものとは違う難しさと大変さがありました」と、シルバークラウンのカスタマイズが大変だったと語ってくれました。

 出来栄えも素敵ですが「自分的には70点くらいでしょうか。カスタムショップではなく修理の板金塗装が本職なので、カスタムショップのデモカーレベルにはなっていません」と謙遜します。

 今後も本職の技術を活かしたカスタムが見られるかもしれません。

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みんなのコメント

4件
  • motorider
    クラウン。売れ行き悪くて提灯記事?(見出しだけで十分)そもそもあれは本来別の車名で発売されるクルマを幹部の中に訳分からない車名よりもクラウンにした方が知名度があって売れるとなり現在に至る。セダンが一番クラウンに近いがあれはLSがべースでしょう。本来のクラウンは先代で終わりにすれば良かったと思う。国産高級車の先駆けとなったクラウンは特別なクルマだったのをトヨタは忘れてしまった?
  • 葛葉恭次
    オープンやなくてオーブンになっとるやないかい!

    グリルも魚焼きグリルみたいな意味になってくるやんけの。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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