現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダの「小さな高級車」がスゴい! 豪華すぎる内装採用の上質コンパクト「フィット」4代目モデルの特徴は?

ここから本文です

ホンダの「小さな高級車」がスゴい! 豪華すぎる内装採用の上質コンパクト「フィット」4代目モデルの特徴は?

掲載 105
ホンダの「小さな高級車」がスゴい! 豪華すぎる内装採用の上質コンパクト「フィット」4代目モデルの特徴は?

■ユーザーの求める「多様性」に対応した4代目「フィット」

 ホンダの小型車「フィット」は、2020年登場の現行型で4代目。グレード体系を見直し、単なる上下関係ではないラインナップとしたのが大きな特徴です。
 
 多彩な構成のなかには「小さな高級車」というべき、豪華内装の仕様も用意されています。

【画像】「えっ…!」 これが「フィットLUXE」の豪華すぎる内装です! 画像で見る(50枚以上)

 フィットは、ホンダを代表するモデルのひとつといえるコンパクトカーです。

 初代は2001年に誕生。広い室内とスポーティなフォルムを両立させ、独自のセンタータンクレイアウトによる多彩なシートアレンジや、優れた環境性能を誇るなど、従来のコンパクトカーの概念を変える画期的な1台としてデビュー早々に支持を集めます。

 4代目では、歴代モデルが培ってきた環境性能や広い室内がもたらす実用性の高さといった、機能面での特徴を継承。

 さらに調査の過程で、ユーザーが潜在的に求めている「リラックス」「癒し」といったニーズにも着目し、「心地よさ」を新たな提供価値として掲げました。

 具体的には、水平・直線基調でシンプルなインパネ造形による視界の良さ、シート設計の見直しによる快適性の向上、2モーターハイブリッド「e:HEV」の採用などによる快適な乗り心地の提供などで実現させています。

 そして“心地よさ”の価値の一貫として、4代目フィットには、内外装の仕立てなどが異なる5つのタイプを用意していました。

 2020年刷新当初の構成は、シンプルながら仕立ての良さを感じさせる基本タイプの「BASIC(ベーシック)」、ナチュラルなテイストでさりげなく上質な「HOME(ホーム)」、従来のスポーティグレードとは異なる、新たなアクティブなイメージを持たせた「NESS(ネス)」、SUVテイストを加えた「CROSSTAR(クロスター)」、そして大人のユーザー向けにドレスアップした「LUXE(リュクス)」というラインナップです。

 なかでもLUXEは、ベーシックなクルマのイメージが強いコンパクトカークラスでは異例の「小さな高級車」というべき豪華な仕様となっているのが特徴となっています。

 室内はキルティングパーフォレーション本革シートを採用。ブラウンとブラックの2トーンカラーにコーディネイトされ、立体造形の専用シート形状と相まって、他の4タイプとは異なる独自のインテリアの雰囲気としています。

 また外装の要所にはプラチナ調のクロームメッキ加飾を施し、上質な専用デザインの16インチアルミホイールを備えるなど、見た目にもさりげない高級感を高めています。

 ただし2022年10月に実施したマイナーチェンジで、シンプルなブラック単色の本革シートを標準タイプとし、専用シート形状を持つキルティングパーフォレーション本革シート内装(内装色もライトブラウン単色に変更)をオプション設定とする仕様変更を受けています。

 小さな高級車といえるフィット LUXEの消費税込み価格は、ガソリンモデル(FF)219万3400円から、ハイブリッド)モデル(e:HEV/4WD)271万8100円まで。

 フィット HOME(186万3400円から242万2200円)と比べ価格差は30万円前後に留まり、豪華仕様を考えれば決して割高とはいえない設定も特徴といえます。

■ユーザーの求める「多様性」に対応した4代目「フィット」

 5つのタイプ設定について、ホンダでは2020年の4代目フィット発表時点で次のように説明します。

「従来のように装備などの違いでタイプを設定するのではなく、お客様のライフスタイルやライフステージに合わせて選択できるようにしました」

 4代目フィットの特徴とは、こうした「多様性」への対応にあるといえます。

 ホンダではその後、さらに新たな仕様をフィットに追加していきます。

 2021年には、カスタムコンプリートカー「e:HEV Modulo X(モデューロ エックス)」を新設定。

 そして前出の2022年10月マイナーチェンジ時には、デザインの小改良などと共にNESSを廃止し、変わって新たに「RS」を追加しています。

 内外装の各所に専用デザインを与えたほか、足回りも専用チューニングとした本格的なスポーティ仕様となっています。

※ ※ ※

 近年は車種の統廃合による合理化が進み、各自動車メーカー共に以前よりも車種のラインナップが減る傾向にあります。

 そんななかでフィットは、ユーザーのライフスタイルに合わせた選択肢の多さを特徴とし、しかもそのキャラクターはそれぞれ個性が明確で選びやすい状態で用意されています。

 現在、200万円前後の価格帯のクルマでの売れ筋は軽自動車ですが、価格帯も遠くない小型車のフィットも、購入の比較検討に加えてみることをオススメします。

こんな記事も読まれています

ル・マン24時間レース決勝速報|フェラーリ、逃げ切り2連覇達成! トヨタとの近年稀に見る大接戦を制す
ル・マン24時間レース決勝速報|フェラーリ、逃げ切り2連覇達成! トヨタとの近年稀に見る大接戦を制す
motorsport.com 日本版
マイチェンで「歴代最強」 フォルクスワーゲン・ゴルフ R 試作車へ試乗 最高水準の魅力に揺るぎナシ!
マイチェンで「歴代最強」 フォルクスワーゲン・ゴルフ R 試作車へ試乗 最高水準の魅力に揺るぎナシ!
AUTOCAR JAPAN
初心者でも安心! 自分のレベルに合わせてサーキットを楽しめる「GR Garage」主催の走行会に人気集中。ゲストドライバーに松井孝允選手も
初心者でも安心! 自分のレベルに合わせてサーキットを楽しめる「GR Garage」主催の走行会に人気集中。ゲストドライバーに松井孝允選手も
Auto Messe Web
“直線番長”プジョー9X8、劣勢も決勝に自信「正しいアプローチかどうかは、レースで分かる」/ル・マン24時間
“直線番長”プジョー9X8、劣勢も決勝に自信「正しいアプローチかどうかは、レースで分かる」/ル・マン24時間
AUTOSPORT web
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
前年から運用方法が一部変更。2024年のル・マン24時間セーフティカールールをおさらい
AUTOSPORT web
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
伝説の「6輪F1マシン」を生んだ小屋 70年前のティレル工場が移転保存 英国
AUTOCAR JAPAN
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
JAFが義務化しているユニバーサルロゴの意味は? 実際にラリー車両に貼ってモータースポーツ参戦している人の声を聞いてきました
Auto Messe Web
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
余裕と安心の「サイレント」スポーツ ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(2) 創業者も認めた1台
AUTOCAR JAPAN
ロールス・ロイス傘下の「ダービー」世代 ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(1) 端正なコーチビルド
ロールス・ロイス傘下の「ダービー」世代 ベントレー 4 1/4リッター・ヴァンデンプラ(1) 端正なコーチビルド
AUTOCAR JAPAN
日産「新型“超凄い”スカイライン」まもなく登場! 420馬力の“史上最強”モデルはまさに「集大成」! もはや「次期型」に期待な“NISMO”実際どう?
日産「新型“超凄い”スカイライン」まもなく登場! 420馬力の“史上最強”モデルはまさに「集大成」! もはや「次期型」に期待な“NISMO”実際どう?
くるまのニュース
日本のキャンピングカーは仕上がりが違う! 知られざる「キャブコン」の製造工程とは
日本のキャンピングカーは仕上がりが違う! 知られざる「キャブコン」の製造工程とは
WEB CARTOP
首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
首都高つながらない「関越道」どう行く? 渋滞を“まるっと避ける”マル秘ルートとは “練馬から正面突破”は最悪?
乗りものニュース
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズに『カローラ』『シエンタハイブリッド』など6車種の適合が追加
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズに『カローラ』『シエンタハイブリッド』など6車種の適合が追加
レスポンス
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
メルセデスF1、トモダチ改造計画でW15を“ドライバーの味方”に「改善のためにマシンをいじめ抜く」
motorsport.com 日本版
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
最高出力830PS、最高回転数9500rpm!フェラーリから自然吸気V12エンジン搭載モデル「12チリンドリ」が登場
@DIME
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
高速道路で「人が旗振ってる!」意味わかりますか? 見かけたらそこは「危険」
乗りものニュース
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
軽自動車の「白っぽく見えるナンバー」なぜ増えた? 軽であること隠したい!? 導入7年「図柄入りナンバー」の現状は?
くるまのニュース
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
61年の歴史で初 ハイブリッド化されたポルシェ改良新型「911」に熱視線! SNSでの反響とは?
VAGUE

みんなのコメント

105件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.8290.0万円

中古車を検索
フィットの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

162.5236.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

2.8290.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村