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35歳で手に入れ30年! 憧れのダットサン「510ブルーバード」をラリー仕様にカスタム…NISMOのショックで5センチリフトアップ、競技にも参加

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35歳で手に入れ30年! 憧れのダットサン「510ブルーバード」をラリー仕様にカスタム…NISMOのショックで5センチリフトアップ、競技にも参加

ラリー仕様にカスタムした510ブルで実際にラリーを楽しむ幸せ

2024年に7月28日(日)に石川県小松市の日本自動車博物館で開催された金沢クラシックカーミーティングの会場で気になる車両をチェック。今回はラリー仕様にカスタムされた1971年式ダットサン510型「ブルーバード 1800SSS」のオーナーを紹介します。新車当時に憧れだったラリーカーを再現したというカスタム内容とは?

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旧車イベントで少数派になりつつあるカスタム車両が今楽しい

昨今の旧車イベントの傾向として、ノーマル車やレストア車が圧倒的なマジョリティとなっており、改造車やカスタム車両は減少している。これはオリジナルのパーツ入手がどんどん困難となってきているためで、ジャンルを超えて多くの旧車界隈で同じことが言える。今後この流れが大きく変わることはないだろう。

そんな時代だからこそ、カスタム車両には逆に注目が集まる結果となる。純正をあえて崩してまで行うカスタムは、現代においては1周まわってよりハードルが高い行為となっている。そう考えると、オーナーにはあえてカスタムするそれなりの動機があるはずだ。そこで今回は会場内で発見したラリー仕様にカスタムされたダットサン510型「ブルーバード」にフォーカス。オーナーの福田さんにお話を聞いてみた。

若い頃の憧れの1台を35歳で入手して30年

福田さんにとってこの510ブルーバードは若い頃から憧れの1台だったそう。同時に当時人気だったラリーカーも若い頃から大好きだった。そこで「大人になったら、絶対にラリー仕様のブルーバードに乗るんだ!」と思っていたそうだが、いざ免許を取ると、モデルチェンジしていて510は型落ちになっていた。そこから年月が経過し、福田さんは35歳の時に念願かなってこの1971年式のブルーバード 1800SSSを入手することができた、今から30年ほど前の話だ。

「もちろん憧れだったラリー仕様にするのは入手する前から決めていました。だからクルマを入手して真っ先にNISMOのショックを手に入れて、5cmリフトアップをしました」

当時カスタムで実際にラリー競技も体験

入手後さっそくラリーカーへのカスタムを進めた福田さん。前述のラリーショックをはじめ、フロントにはスキッドプレートや巨大なラリーフォグを装着。さらに足まわりはワタナベ8スポークにダートラ用のダンロップSP SPORT 85-Rタイヤを装着。リアにはDATSUNロゴ入りのマッドフラップを装着するなど、見た目にもかなりこだわっている。

助手席前に装着したラリー用のトリップカウンターやマップライトなどの小物もしっかりと揃え、エンジンルームも当時流行ったというエアクリーナーへの穴開け加工など、懐かしいディテール満載の1台なのだ。

福田さんはこうしてカスタムした1800SSSで実際にラリー競技にも参加。若い頃の夢をしっかりと実現して、愛車でのラリーを楽しんでいる。

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みんなのコメント

5件
  • 誠ちゃん、グワッシ01
    35年40万キロ。まだある510SSSの新品ホイールキャップとバンパー。最後は解体、四角の塊になるのを見届けたね。誰にも乗せたくなかったからね。時また、旧車の集まりに参加して座らしてもらうが二度と乗ろうとは思わないね。頑張れ。メインヒューズがとぶとローライトとワイパーが動く。
  • dnh********
    小学生の時に、図書室で読んだ 栄光のラリー。借りずに読んだから、少ししか読めなかった。2020年、偶然にも ネットで購入した。交通事故の通院中は、暇だから 病院に持ち込み 完読した。ラリーって 故障しまくり、渡河中に止まったとか。大変だなと思った。セカンドカーで 旧車の軽を持っている。故障しまくり、
    修理工場も 限られる。自分の人生にピッタリだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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