現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 約150万円のホンダ「“極小”7シーター」が最高すぎ!「フリード」より小さい“全長4m”に7人乗れる! パワフルな「1.5リッターエンジン」搭載した「超ミニマム・ミニバン」とは

ここから本文です

約150万円のホンダ「“極小”7シーター」が最高すぎ!「フリード」より小さい“全長4m”に7人乗れる! パワフルな「1.5リッターエンジン」搭載した「超ミニマム・ミニバン」とは

掲載 17
約150万円のホンダ「“極小”7シーター」が最高すぎ!「フリード」より小さい“全長4m”に7人乗れる! パワフルな「1.5リッターエンジン」搭載した「超ミニマム・ミニバン」とは

■わずか全長4mのホンダ「“極小”7シーター」!

 ホンダには、全長が約4mという「極めて小さいミニバン」が存在しました。
 
 一体どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】「えっ…!」これがホンダ最小の新型「7人乗りミニバン」です(28枚)

 そのモデルとは、ホンダが2001年から2008年まで生産、販売していた、コンパクトミニバン「モビリオ」です。

 モビリオは、同じくホンダが販売していたボクシーなコンパクトカー「キャパ」の後継車にあたり、また「フィット」と同じプラットフォームを流用して開発されました。

 その特徴は、ヨーロッパの路面電車「ユーロトラム」をモチーフとしたデザインにあります。

 ユーロトラムの超低床設計や未来的なデザインと大きな窓、フラットな運転室など、従来の路面電車とは異なる斬新なデザインが、モビリオにも取り入れられているのです。

 たとえばボンネットなどフロント部分を短くすることで、全長約4mというコンパクトなボディでありながら3列シートを搭載し、見事に7人乗りを実現。

 また低床設計を採用して1360mmもの室内高を確保し、背の高い荷物や約2.6mの長尺な荷物も、シートアレンジによって積載することが可能となっています。

 そんなモビリオのボディサイズは、全長4055mm×全幅1685mm×全高1705mm-1725mm(ビッグマイナーチェンジ後は全長4070mm)。

 先述のように、ノーズの短さの引き立つ路面電車のようなデザインや大型のヘッドランプは、対向車からの視認性と親しみやすいルックスを両立させています。

 サイドには乗り降りのしやすいスライドドアを採用し、大型のリアゲートはバンパーの上から跳ね上がる個性的なタイプ。

 インテリアは、大きな窓による良好な視界が印象的で、居住性や利便性とともに経済性でも高く評価され、女性を中心にファミリー層から大きな支持を集めました。

 また「ミラクルシートアレンジ」と呼ばれる多彩なシートアレンジも特徴的で、フルフラット化はもちろん、サードシートをセカンドシートの下に収納する「ダイブダウン機構」も搭載しており、モビリオならではの使い勝手が光ります。

 パワートレインには最大出力90馬力・最大トルク131Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載し、トランスミッションにはCVTを組み合わせて、背の高いボディをしっかりと加速させました。

 そんなモビリオは2001年の登場以来、3度のマイナーチェンジが施行され、パワースライドドアの標準装備化、エクステリアの変更、ボディカラーの見直しなどさまざまな改良が加えられましたが、後継車である「フリード」の発売にともない2008年に販売終了。

 車両価格は、当時145万円から216万円で販売されていました。

※ ※ ※

 現在新車販売されている新型フリードは、ボディサイズが約4310mmと大型化しているためモビリオとは車格がワンランク異なるモデルとなっていますが、それでも「コンパクトミニバン」というジャンルは、他社からも様々なモデルが登場する人気の激戦区となっています。

 そのような意味でも、FFベース構造の小さな車体に7人乗りを実現したモビリオは、後のクルマ業界に影響をもたらした“偉大な先駆者”だったと言えるでしょう。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ジェイテクト、スバル『クロストレック e-BOXER』向け新型電子制御カップリング開発
ジェイテクト、スバル『クロストレック e-BOXER』向け新型電子制御カップリング開発
レスポンス
横置き・縦置きOKのスマートモニター「M2シリーズ」が MAXWIN から2月発売!
横置き・縦置きOKのスマートモニター「M2シリーズ」が MAXWIN から2月発売!
バイクブロス
パンダは、デザインの国、イタリアの国民車。最新グランデパンダは「未来と伝統」のミックス造形が素晴らしい!
パンダは、デザインの国、イタリアの国民車。最新グランデパンダは「未来と伝統」のミックス造形が素晴らしい!
カー・アンド・ドライバー
スズキ、スイフトスポーツ“ZC33S Final Edition”を限定発売。標準車は2025年2月に生産終了
スズキ、スイフトスポーツ“ZC33S Final Edition”を限定発売。標準車は2025年2月に生産終了
AUTOSPORT web
東京・池袋の電気バス「IKEBUS」、1日乗車券をデジタルチケット化
東京・池袋の電気バス「IKEBUS」、1日乗車券をデジタルチケット化
レスポンス
メルセデスベンツ、新型電動ミニバンを予告…2026年発売へ
メルセデスベンツ、新型電動ミニバンを予告…2026年発売へ
レスポンス
230万円からの「小さな高級車」ことホンダ「フィットリュクス」は何が凄い? 内装「ライトブラウン」がめちゃイケてる! 販売店に寄せられた声とは
230万円からの「小さな高級車」ことホンダ「フィットリュクス」は何が凄い? 内装「ライトブラウン」がめちゃイケてる! 販売店に寄せられた声とは
くるまのニュース
1000万円でフェラーリ泥沼生活!「365GT4 2+2」は覚悟がなければ手を出すべからず…とはいえV12跳ね馬オーナーへ最安値で実現できるクルマです
1000万円でフェラーリ泥沼生活!「365GT4 2+2」は覚悟がなければ手を出すべからず…とはいえV12跳ね馬オーナーへ最安値で実現できるクルマです
Auto Messe Web
【このキュートなシティ ターボIIなんぼ?】ホンダ好きにはたまらない永遠のアイドル しかもモトコンポ付き!「ホンダ シティ ターボII」販売中!
【このキュートなシティ ターボIIなんぼ?】ホンダ好きにはたまらない永遠のアイドル しかもモトコンポ付き!「ホンダ シティ ターボII」販売中!
AutoBild Japan
【殿堂入りレベルの完成度】オートカラーアウォード2024でマツダCX-80がグランプリを受賞
【殿堂入りレベルの完成度】オートカラーアウォード2024でマツダCX-80がグランプリを受賞
AUTOCAR JAPAN
2024年の一台は「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」に決定! 第7回日本バイクオブザイヤー授賞式が開催
2024年の一台は「Ninja ZX-25R SE KRT EDITION」に決定! 第7回日本バイクオブザイヤー授賞式が開催
バイクブロス
ヒョンデが『i20 Nラリー2』に新型“ステップ2”を投入。7つのジョーカーを活用/ERC
ヒョンデが『i20 Nラリー2』に新型“ステップ2”を投入。7つのジョーカーを活用/ERC
AUTOSPORT web
「ハイパーカーは乗り物以上の芸術」超高級車のブガッティが「究極のガレージ」発表
「ハイパーカーは乗り物以上の芸術」超高級車のブガッティが「究極のガレージ」発表
レスポンス
ホンダ新型プレリュード、2025年にアメリカで販売開始へ。将来的なレースベース車両になるかも?
ホンダ新型プレリュード、2025年にアメリカで販売開始へ。将来的なレースベース車両になるかも?
motorsport.com 日本版
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
レクサス新型「LX」がスゴイ! ”頑丈“すぎる新ハイブリッド搭載の「本格モデル」! “超タフ”な新仕様「オーバートレイル」もある「最上級“SUV”」が販売店でも話題に
くるまのニュース
国内外で活躍するBIRTH RACING PROJECTがドライバーデベロップメントプログラムを始動へ
国内外で活躍するBIRTH RACING PROJECTがドライバーデベロップメントプログラムを始動へ
AUTOSPORT web
【アメリカ】ホンダの大型SUV「プロローグ」に反響多し! 「100万円以上も安くなるのスゴイ」「あえてシンプルなデザインが素敵」の声! 日系車で「1番人気」を獲得!
【アメリカ】ホンダの大型SUV「プロローグ」に反響多し! 「100万円以上も安くなるのスゴイ」「あえてシンプルなデザインが素敵」の声! 日系車で「1番人気」を獲得!
くるまのニュース
デザインコンセプトは「ナチュラルユニーク」! スズキが軽乗用車「ワゴンR スマイル」の新型モデルを発売
デザインコンセプトは「ナチュラルユニーク」! スズキが軽乗用車「ワゴンR スマイル」の新型モデルを発売
バイクのニュース

みんなのコメント

17件
  • shi********
    現行販売されてされていない車を紹介されても
    どうにもならんのよ もっと身のある情報出してくれないかな
  • s_m********
    過去の車を謎々のような題名をつけて紹介するコーナーみたいなもんなのだろうけど、相変わらずタイトル詐欺しかしないよね、くるまのニュース。

    多分このくるまのニュースを嫌ってる人は多いと思うわ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

155.9192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21.845.0万円

中古車を検索
モビリオの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

155.9192.2万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

21.845.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村