GYRO CANOPY e:(ロスホワイト)
ホンダは、電池容量を増大させた新型の交換式バッテリー「Honda Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」を動力源に使用した、屋根付きのビジネス用電動三輪スクーター「GYRO CANOPY e:(ジャイロキャノピー イー)」を、法人向けに発売した。
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GYRO CANOPY e:(ロスホワイト)
GYRO CANOPY e:は、三輪ならではの特徴を生かした、荷物を積んだ状態での低速走行時や旋回時の安心感ある走りに加え、雨など天候の影響を受けにくくする大型のウインドスクリーンとルーフを装備。また、用途に応じた使い方ができるデッキタイプの荷台や、狭い場所での切り返しなどに便利な後進アシスト機能を採用している。
Honda Mobile Power Pack e:
動力用電源には、従来のモバイルパワーパックに対し電池容量を増大させたHonda Mobile Power Pack e:を2個使用し、一充電あたりの走行距離は77km(30km/h定地走行テスト値)を実現。より静かでクリーンな業務を可能にするビジネス用途向けの原付一種(第一種原動機付自転車)電動三輪スクーターとなる。
Honda e: ビジネスバイクは、交換式バッテリーを採用しており、充電済みのモバイルパワーパックに交換することで、充電されるのを待つことなく走行が可能になる。新型のHonda Mobile Power Pack e:は、従来のモバイルパワーパックと互換性があり、GYRO CANOPY e:のみならず、全てのHonda e: ビジネスバイクにも使用することが可能。これにより各種集配ビジネスや巡回サービスなど、さまざまな業種の用途に応じて、電動の二輪車や三輪スクーターを選択できるとともに、モバイルパワーパックも共用できる。
主な特徴
■EVシステム
走行時にCO2排出のない「クリーン」で「静か」な電動モビリティならではの優れた環境性能に加え、低回転からトルクのあるモーターの特性を生かし、荷物の積載時でも力強くスムーズな発進性能と登坂性能を発揮。さらに、駆動電流をより効率良くモーターへ供給する制御技術を採用することで、モーターのきめ細かなトルク制御を行い、低速時や後進時のスムーズな走行を実現している。
また、後進アシスト機能は、車両が停止状態にある時に、リバーススイッチとスタータースイッチを押すことで作動。取り回しやすさに寄与している。加えて、モーターはアルミ製のケースとカバーの中にステーターとローターを固定しユニット化。モーターの着脱はユニットで行うことができ、メンテナンスしやすい構造としている。
動力用電源にはHonda Mobile Power Pack e: 2個を使用。従来のモバイルパワーパックに対し、電池容量を増大させたほか、扱いやすさにより配慮したハンドル形状に変更しながら互換性を持たせたことで、Honda e: ビジネスバイク各モデルでの使用を可能としている。
そして、高効率を追求した駆動電流の制御技術により、満充電状態のHonda Mobile Power Pack e:を2個使用した際の一充電あたりの走行距離は、77km(30km/h定地走行テスト値)を実現。なお、充電は、車体から取り外した単体のHonda Mobile Power Pack e:を外部電源につないだ専用充電器に接続。ゼロの状態から満充電までの所要時間は約5時間(条件により異なる)。
■車体
雨など天候の影響を受けにくい大型のウインドスクリーンとルーフを装備しながら、開放感のある運転スペースを確保。また、ウインドスクリーンには電動式のウインドスクリーン・ウォッシャーとダブルリンク式ワイパーを採用することで、雨天走行時の視界確保にも対応している。
さらに、車体前部と後部をつなぎあわせるスイング機構を採用。旋回時には車体がスイングしながら、三輪ならではの安心感ある走りを実現している。加えて、旋回時に生じる左右後輪の回転差を調整するために、ファイナルシャフトと同軸にディファレンシャルギアを装備している。
そして、荷台部分は、用途に応じた使い方ができるデッキタイプを採用。荷物をロープなどで固定する際に便利な荷掛けフックを採用するなど、荷物積載時の扱いやすさを考慮している。また、パーキングロックレバーを操作することでスイング機構と後輪軸を同時に固定する、パーキングロック機構を採用している。
■その他の装備
ヘッドライトは、シンプルでスタイリッシュな六角形状のデザインと、省電力に寄与するLEDを採用している。また、メーターパネルには、EVシステムのさまざまな情報を分かりやすく表示。スピードメーターや時計に加え、Honda Mobile Power Pack e:の残量表示、後進時に点灯するリバースインジケーターなどを設定している。さらに、小物類の出し入れに配慮した、開放タイプのインナーポケットや携帯端末などの充電ができるアクセサリーソケットを装備している。
GYRO CANOPY e:(ファイティングレッド)
車体カラーは、クリーンなイメージの「ロスホワイト」と、アクティブなイメージの「ファイティングレッド」の計2色を設定している。
【販売計画台数(国内・年間)】
シリーズ合計 1,000台
【メーカー希望小売価格(消費税10%込み)】
715,000円(消費税抜き本体価格 650,000円)
※価格は、GYRO CANOPY e:車両本体の価格で、走行に必要となるHonda Mobile Power Pack e:および専用充電器の価格は含まれておりません。Honda Mobile Power Pack e:および専用充電器は、車両本体を購入もしくはリースされた法人を対象にしたリース専用品となります。リース料金は期間・プランなどにより異なります。車両本体・Honda Mobile Power Pack e:・専用充電器の組み合わせについては、ご商談時に照会ください
関連情報:https://www.honda.co.jp/GYROCANOPYe/
構成/土屋嘉久(ADVOX株式会社 代表)
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みんなのコメント
バッテリーが劣化したらどこまで落ちるのかな?
使い物にならん。