2015年6月ごろに発売が予定されている4代目マツダ・ロードスターの試乗会が、公道で行なわれた。すでに新型ロードスターに関する詳細情報はいろいろと公開されてはいるが、発売前にナンバーを取得し、公道で試乗会を行なうことは異例であるが、いち早くユーザーに新型に関する情報を伝えたい、というマツダの気持ちが伝わる試乗会だった。<レポート:高橋 明/Akira Takahashi>
試乗車は量産用の生産ラインで製造された先行(量産)試作車で、開発の最終モデルであるが細かなフィニッシュなどには変更があるかもしれない。さて、新型ロードスターはより多くのユーザーが楽しめるモデルとするため、2つのタイプを用意しているようだ。グレードとしては3グレードあり、外観上の違いはない。これはグローバルでも大きな差はないというこだわりがある。
ベースの標準車から「S」「S Special Package」「S Leather Package」という3グレード。搭載エンジンはスカイアクティブG1.5のみ。ミッションは6ATと6MTという組み合わせで、SグレードはMTのみの設定。このSグレードとATモデルは2タイプあるロードスターのうちのひとつで、スタビライザーやトルセンLSDなどを装備しない。いわゆる「エントリーグレード」というポジショニングが与えられた、初代ロードスターを現代風に再現をイメージしたものだ。
もうひとつのタイプというのが、S Special Package、S Leather Packageの6MT仕様で、現代のザ・ロードスターを狙ってチューニングしたモデルということになる。つまり4代目NDとしての価値を満載したモデルというポジションである。欧州仕様ではS Special Packageの6MTを標準グレードとしている。
少しわかりにくいがグレードで区別するのではなく、ATモデルと「S」のMTがエントリーモデルで、上級グレードのMTが本来のND型ロードスターという区別をしていることになる。
AT車メーターMT車メーターセンターディスプレイコマンダーコントロールUSBなど外部接続ハブエアロボード車両価格は249万4800円から314万2800円。JC08モード燃費は18.8km/Lというスペックだ。ボディサイズは現行のNCどころかNAよりもコンパクトになり、全長3915mm×全幅1735mm×全高1235mm、ホイールベースは2310mm。車重も標準グレードのSで990kg、最も重いモデルで1060kgというライトウエイトスポーツだ。
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