■デビュー8年! 新型「ルーミー」はどうなる!?
トヨタのハイトワゴン「ルーミー」は、ダイハツが企画・開発・製造を行いトヨタに供給されるもので、同社でも「トール」の車名で販売されています。2016年11月に登場し、早くもデビュー8年目を迎えています。
そんなルーミーは次期型でどのようなクルマになるのか、SNSなどでは多くの声が集まっています。
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ルーミーは、デビュー7年が経過した2023年においても年間10万800台を販売し、軽を除いた乗用車販売ランキングでは5位にランクインするという人気ぶりです。
ハイトワゴンならではの広大な室内空間、全長3.7mという取り回しの良さ、そして経済性の高さなどさまざまですが、なんと言っても主力グレードで200万円以下というリーズナブルな車両価格は大きな魅力といえます。
トヨタで大衆車の代表格といえる「カローラ」は、1990年代初頭に発売されていた6代目の上級グレードで120万円ほどでしたが、30年が経過した今では、300万円前後となりました。
安全装備の拡充などさまざまな要因もあるとはいえ、もはや「大衆車」とは呼べない価格帯となってしまったのも事実。
そんななかで廉価な設定を保つルーミーは非常に貴重な存在といえ、根強い人気を維持し続けているのです。
しかし2023年12月、製造元のダイハツが前代未聞の大規模な不祥事を起こし、ルーミーが一時出荷停止となる事態となりました。
2024年4月に販売再開されましたが、事態を重く見た親会社のトヨタは、ダイハツの小型車の開発や認証について今後トヨタが責任を持つとし、ダイハツはトヨタから受託して開発を進めるという体制が敷かれました。
こうした事態が発覚する前から、次期型ルーミーは近日にも登場するのではと噂されていました。
今後、当初より開発が進んでいたダイハツ主導のモデルを再度改良し発売するのか、それともトヨタがゼロから新たな企画を立ち上げる再開発するのか、現段階ではトヨタやダイハツからの公式発表もなく、先行きが不透明な状況となっています。
売れ行き好調な人気モデルだけに、どんなかたちにせよ早急なフルモデルチェンジが待たれるところです。
そんな次期型の噂も絶えないルーミーに対し、SNSなどではさまざまな反響が寄せられています。
多かったのは「評論家の評判はいまひとつだが、実際に使ったら問題ない」「日常使いにちょうど良い」「軽ワゴンに比べれば断然こっち」など、現行型のオーナーとみられる人たちによる、ルーミーを高く評価する声でした。
いっぽうで「ハイブリッドは欲しい」「ハイブリッドが追加されればさらに魅力的」とのコメントもあり、燃費に優れたモデルの早急な追加が期待されているようです。
また一部の業界新聞上に「トヨタが開発に携わることになり、開発は白紙から再スタート」「新型登場は2027年まで延期」と報じられたことを受け、「10年売り続けるつもりか」「さすがに厳しいのでは」などの声も多く見られます。
いずれにせよ、まだ見ぬ次期型ルーミーに対し多くのユーザーが高い関心を寄せているのは間違いなさそうです。
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