独BMWは、1シリーズおよび2シリーズの「M Performance」モデルに、パワフルで高効率な新世代直列6気筒エンジンを搭載すると発表した。今夏市場に投入予定で新エンジン搭載モデルは、1シリーズが「M140i」(3ドア/5ドア)、2シリーズは「M240i」(クーペ/コンバーチブル)と呼ばれる。
新エンジンは、従来モデルに比べて最高出力が14hp増加し、最高出力340hp、最大トルク500Nmを発生する。0-100km/h加速は、M140i(3ドア/5ドア)の6速MTが4.8秒、8ATでは4.6秒となる。燃費は7.4L/100km(13.5km/L)と公表される。
なお2シリーズには、xDrive仕様も設定される。この4WDシステムは、オンロードにおけるトラクション向上が追求され、M240i xDriveでは0-100km/h加速が4.4秒を誇る。さらに燃費も7.4L/100km(13.5km/L)とFRモデルに比べて悪化しておらず、スポーツ走行を求める向きにとってもFRとxDriveの選択は悩ましいものとなりそうだ。
また、1シリーズおよび2シリーズは、本国で7月より「M Performance」以外のモデルにも新エンジンが採用される。新エンジンは2リッター4気筒ガソリンターボエンジンで「120i」(3ドア/5ドア)および「220i」(クーペ/コンバーチブル)は最高出力184hp(従来比+7hp)に向上する。
また「125i」(3ドア/5ドア)については最高出力が224hp(+7hp)へ、「230i」(クーペ/コンバーチブル)についても最高出力が252hpへとアップする。
また2シリーズにはプラグインハイブリッドモデル「225xe iPerformance」の設定も予定されている。
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