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プジョー 408 デザイン性と使い勝手を両立 クロスオーバーSUVの歴史と狙い目の中古車

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プジョー 408 デザイン性と使い勝手を両立 クロスオーバーSUVの歴史と狙い目の中古車

輸入車 [2024.08.15 UP]


プジョー 408 デザイン性と使い勝手を両立 クロスオーバーSUVの歴史と狙い目の中古車
プジョー 408|語り継がれる名車の系譜 vol.44|

プジョー「408GTフレンチタッチ」発売!ドラレコ付きディスプレイミラー装備の特別仕様車

文●ユニット・コンパス 写真●プジョー
※中古車参考価格はすべてグーネット2024年7月調べ。
※写真は一部本国仕様の場合があります。
(掲載されている内容はグーワールド本誌2024年9月号の内容です)

実用とラグジュアリーの狭間で、人々の記憶に残るクルマを作り続けてきたプジョー。最新の408は、まさしくその歴史と伝統を受け継ぐ。


常識に捕われない、フランス流クロスオーバーSUV

日常を美しく楽しむ、それが400シリーズ
 フランスの自動車メーカーであるプジョーの歴史は、つねに国民の生活とともにあった。
 まだ自動車が誕生する前には、金物加工技術を活かして農機具やミシン、コーヒーミルのようなキッチン用品まで手がけてきた。そして自動車の時代がやってくるとプジョーはいち早く挑戦。じつは世界最古の自動車メーカーのひとつでもある。
 プジョー400シリーズが歴史に登場したのは1934年のこと。小型車である301とフラッグシップである601の間を埋めるモデルとして企画された。ファミリカーでありながら、所有する喜びを感じさせるのが狙いで、セダンだけでなくクーペなど多数のボディタイプが作られた。なかでも格納式メタルトップの「401エクリプス」は、世界初の技術と美しいスタイルで歴史に名前を残した。
 日本においても、405や406の時代から400シリーズは、手が届く価格帯でいて、それ以上の価値を与えてくれるモデルとして多くのファンを集めていた。使いやすく、上質で、快適性とスポーティさのバランスがハイレベル。まさに400シリーズは、日常生活を輝かせてくれるという意味で、非常にプジョーらしいモデルとなっている。
 10年ぶりに復活した408は、SUV的なスタイルで登場。時代を見極める感覚はやはり輸入車随一だ。


プジョー 408はこんなクルマ
 セダン、ステーションワゴン、SUVを融合させた新しいスタイリングで登場した408。最低地上高にゆとりがあるため道を選ばず、それでいて高速走行でも安定しているニュージャンルだ。

 デザイン性を追求しながらも、使い勝手のよさを犠牲にしていないのは、まさしくプジョー流。デジタル化によりスイッチ類も整理されシンプルだ。

 ラゲッジスペースは通常状態で536L、リアシートを倒せば最大で1611Lまで拡大。ステーションワゴンにも匹敵する。


[プジョー 408が名車になった理由]美しく、楽しく、使いやすいワンランク上の実用車

初代モデルは戦前生まれ。多彩なスタイルはその頃からの伝統
 1934年に生産が開始された中型車。クーペやコンバーチブルなど11種類もの異なるボディタイプが架装されたが、そのなかには「エクリプス」と呼ばれる電動で格納するメタルトップも存在した。


フランスを代表するミドルクラスのスポーツセダン
 日本で400シリーズの名声と人気を大いに高めたのが、405(1989年)。ピニンファリーナが手がけたスタイルは端正で、それでいて室内空間も広々とした傑作。なかでもMi16はスポーティな走りでマニアから注目を集めた。


デザインに徹底してこだわったクーペモデル
 プジョーと長年タッグを組んでいたピニンファリーナが手がけた406クーペ(1998年)は、当時「世界一美しいクーペ」という評価を受けた。エンジンは3LV6でゆとりがあり、大人のスポーツクーペといった走りを披露する。


趣味の良さを表現できる上質なステーションワゴン
 ステーションワゴンは歴代400シリーズに必ずといっていいほど用意されていた。シンプルでいて上質な内外装はクラスのベンチマークとして多くのメーカーに影響を与えた。セダンから全長を伸ばして広く荷室を作り出した。


しなやかで速いプジョー伝統のフットワーク
 直進安定性が高く、それでいてコーナリングでは軽やかに身をひるがえすのが400シリーズの伝統。路面が荒れてもタイヤが地面をとらえて離さないフットワークは「猫足」と呼ばれ、多くのクルマ好きを魅了してきた。


電動化への対応もいち早く。上質な走りに磨きをかける
 プジョーは、ステランティスグループのなかでハイクラスに位置づけられているブランド。408GTにもいち早くプラグインハイブリッドモデルを用意している。


新車といま買いの中古車たち

プジョー 408
 現行モデルの408は、セダンの上質さと走行性能にSUVの使いやすさをクロスオーバーさせたモデル。時代のニーズに合わせたボディタイプを用意するのは400シリーズの伝統だ。

新車価格:437万6000円~641万6000円(408 全グレード)

プジョー 408の新車情報を見る


プジョー 407 SW
 ステーションワゴンの407SWは、従来の406に比べてボディサイズも質感もひとクラス上になった。バックドアはガラス部分だけを開けることも可能。残念なのは中古車がかなり少ないこと。

中古車参考価格帯:60万円~100万円(05年~11年 407SW 全グレード)


プジョー 407 クーペ
 堂々たるサイズが与えられたクーペモデル。ダッシュボードまで革張りの上質なインテリアも見どころのひとつ。高速道路でのクルージングは快適のひとこと。欲しいならば今のうち。

中古車参考価格帯:70万円~100万円(06年~11年 407クーペ 全グレード)

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みんなのコメント

2件
  • ib*********
    昔の205や405みたいなシンプルなのはダメなのかね?
    今のはゴテゴテしていて、すぐに飽きられちゃうよ。
  • sasa
    オリンピックでわかったこと。
    劣化が速いくドケチのフランス車だけは買いたくない!!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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