2024年7月、レストアされた一台のマシンが、富士スピードウェイにエキゾーストノートを響かせた。時を超えてよみがえったのは、なんとあのカルソニックスカイラインGTS-R。そう、皆様の記憶にも新しい、星野一義&北野元のコンビで全日本ツーリングカー選手権を戦ったあのマシンだったのだ!!
※本稿は2024年8月のものです
文:ベストカー編集部/写真:成田颯一
初出:『ベストカー』2024年9月10日号
忘れられぬ蒼きグループAマシン!! カルソニックスカイライン GTS-Rが再臨!!
【画像ギャラリー】カルソニック×インパルの歴史はここから始まった!! 激闘を繰り広げたカルソニックスカイラインGTS-R(16枚)
■カルソニックスカイラインがサーキットに帰ってきた!
レストア後、原田氏のドライブでRB20DET-Rの快音を響かせて、雨の富士を疾走するカルソニックスカイライン
カルソニックスカイライン。それは、日本のレースファンなら誰しもが記憶し、そして何十年にもわたり、多くの記録や伝説をサーキットで打ち立ててきた存在だ。
2024年7月、富士スピードウェイにかつての調子を取り戻して帰ってきたR31スカイラインGTS-Rは、歴史上最初のカルソニックスカイラインであり、1989年に星野一義/北野元のコンビで全日本ツーリングカー選手権を戦ったマシンそのものだという。
この貴重なマシンをレストアしたのは、原田淳氏。これまで何十年間もモータースポーツの世界に携わり、また日本初のレーシングカー博物館「レーシングパレス」を開館。
館長である原田氏は、HRCRP(ヒストリック・レーシングカー・リジェネレーション&プリザベーション)という活動も長年展開している。
後世に残すべき貴重な名車たちを、当時のパーツを使用し再生させるという理念のもと、これまでに何十台も手掛けてきた原田氏だが、今回のカルソニックスカイラインはインテークマニホールドに問題が出るなど、完成まで大変苦労した一台だった、と振り返る。
すべては、後世に名車たちを文化財として残していくため。このスカイラインも、今後はイベントへ出展し、走行をしっかりしてくれる人へ次のバトンを渡したいとも語ってくれた。
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■レーシングパレスが再生させたマシンたち
いずれも当時走ったマシンたちで、漂うオーラが違う
原田氏が復活させてきたマシンは、ツーリングカーだけでなく、グループCカー、そしてフォーミュラカーなど多岐にわたる。2023年はイベントでレストアしたF2マシンを4台も並べた。
今後もさらなるレストアを進めていくという。どんなマシンが復活するのか、原田氏の活躍に大きく期待したい。
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