フォルクスワーゲンが、37年前に販売した初代『ゴルフカブリオ』を米国に帰還させるという特別な対応を行い、話題を呼んでいる。
1987年、米国人のシャーリーン・ジョンソン氏はオランダでの教職に就くことを記念して、VWの観光客向け自動車出荷プログラム(TASP)を利用し、ゴルフカブリオを購入した。このプログラムは、欧州でVW車を購入し、ドイツなどを周遊した後に米国へ配送するというものだった。
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ジョンソン氏は「最高にクールな車で、オープンカーで走るのが大好きでした」と当時を振り返る。結婚式や子供たちの運転練習、欧州旅行など、ゴルフカブリオは家族の一員として37年間愛され続けた。
オランダでの教職を退職し、米国モンタナ州への帰国を計画したジョンソン氏は、愛車との別れを惜しみ、VWアメリカに連絡。すでに終了していたTASPプログラムだが、VW側は彼女の熱意に応え、特別に対応することを決定した。
今年初め、ゴルフカブリオはテキサス州ヒューストンの港に到着し、モンタナ州のVW販売店に輸送された。ガソリン補給後、37年前の車はすぐに始動。ジョンソン氏は「とても信頼性が高く、それがVWブランドの特徴だと思う」と語った。
VWアメリカの広報ディレクター、マーク・ギリース氏は、「プログラムはすでに終了していたが、ジョンソン氏の物語と製品への愛情に触れ、プログラムを尊重することにしました」とコメントしている。
この出来事は、自動車メーカーの長期的な顧客サービスの重要性を示すとともに、1台の車が持つ思い出の価値を改めて浮き彫りにしている。
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