ステランティスジャパン(打越晋社長、東京都港区)は14日、ジープブランドのオフロード車「ラングラー」に、同モデルとして初めてプラグインハイブリッド車(PHV)を追加し、受注を開始したと発表した。排気量2・0リットルの直列4気筒ガソリンターボエンジンに、8段の自動変速機(AT)と2基のモーターを組み合わせた。電圧200㌾の普通充電に対応した容量15・46キロワット時の駆動用リチウムイオン電池を搭載。モーターのみで最長42キロメートル(WLTCモード)の走行が可能だ。
新モデル「アンリミテッドルビコン4xe(フォーバイイー)」には、電池を含む高電圧電子部品にシーリング加工や防水処理を施した。渡河性能はガソリン車と同等の76センチメートルとするなど、オフロード車としての走行性能も確保した。内外装にはPHV専用の意匠を採用した。国内での取り扱いは左ハンドル車のみ。
ステランティスジャパン、ジープ「グランドチェロキー」の2列シートモデルの受注開始 モデル初のPHVも用意 価格は892万円から
価格は1030万円(消費税込み)。
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