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最大価格差70万円でどう選ぶ? 新型アルファード/ヴェルファイアのお買い得グレードはどれ?

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最大価格差70万円でどう選ぶ? 新型アルファード/ヴェルファイアのお買い得グレードはどれ?

 ついに姿を現した新型アルファード/ヴェルファイア。あまりのカッコよさに早速グレード選びを始めた人も多いはず。そこでここでは新型アルヴェルのパワーユニットを整理しつつ、お買い得なグレードについて考えてみよう。

文/ベストカーWeb編集部、写真/トヨタ、ベストカーWeb編集部

最大価格差70万円でどう選ぶ? 新型アルファード/ヴェルファイアのお買い得グレードはどれ?

■スポーツミニバンへと変身したヴェルファイア

新型ヴェルファイア。279psを発揮するハイパワーユニットはヴェルファイアだけに搭載される

 新型アルファード/ヴェルファイアのパワーユニットは全部で3つあり、すべて4気筒エンジン。その内訳は、先代にも存在した2.5Lハイブリッドと2.5L自然吸気ガソリン、そしてアルヴェルに初導入された2.4Lターボガソリンという3種類だ。

 これを車種別でみると、アルファードは2.5Lハイブリッドと2.5L自然吸気ガソリン、対するヴェルファイアは、アルファードと同じ2.5Lハイブリッドと2.4Lターボガソリンを搭載する。

 まず両車に積まれる2.5Lハイブリッドだが、先代と排気量こそ同じものの、A25A-FXS型へとアップデートを果たしている。すでにカムリやクラウンが積んでいるものだが、190ps/24.1kgmというエンジンパワーに加え、182ps/27.5kgmのフロントモーター、4WDのE-Fourでは54ps/12.3kgmのリアモーターまでが駆動をアシストし、力強い走りを実現する。

 次にアルファードが積む2.5L自然吸気ガソリン。こちらは先代から継承した2AR-GE型で、182ps/24.0kgmというスペック。2t超のボディを引っ張るうえで大きなゆとりは望めないが、手頃なアルヴェルを望むユーザーにとっては貴重な選択肢となる。

 最後がヴェルファイアが積む2.4Lターボエンジン。型式はT24A-FTSというタイプで、先代まであった3.5L・V6エンジンに代わるパワーユニットといえる。2021年に登場したレクサス2代目NXに初搭載され、クラウンクロスオーバーがRSで継承した。

 スペックは279ps/43.8kgmという強力なもの。従来の3.5L・V6よりも低速トルクも分厚くなっており、アクセルペダルのショートストローク化ともあいまって、車重を感じさせない力強い加速が期待できるという。

■ヴェルファイアが高いのは豪華装備が主な要因

新型アルファード/ヴェルファイアのグレードと価格

 次にお買い得グレードを考えてみよう。

 新型アルファード/ヴェルファイアの価格表を見て感じるのは、アルファードに対してヴェルファイアが明確に高くなっていることだ。

 上級グレードのエグゼクティブラウンジで比較すると、アルファードのE-Fourが872万円なのに対し、ヴェルファイアの同グレードは892万円。量販グレードで比較すると、アルファードのZハイブリッドE-Fourが642万円なのに対し、ヴェルファイアのZプレミアムE-Fourは712万円となる。

 上級グレードで20万円、量販グレードで70万円という価格差を生み出している主な理由は、ヴェルファイヤが量販グレードにも強力なターボエンジンを積んでいることと、豪華装備をおごっている点にある。

 たとえばヴェルファイアは全車に19インチホイールが標準であり(アルファードはエグゼクティブラウンジが17インチ、Zが18インチ)、シート表皮にも全車にぜいたくなナッパレザーがおごられる(アルファードはZのシートが合皮)。駐車を支援してくれる「アドバンストーパーク+パーキングブレーキサポート」も、アルファードがオプションなのに対し、ヴェルファイアは標準装備だ。

 これらの装備を割り引いて考えると両者の価格差は結構接近してくる。一概に「ヴェルファイアは高い」と決めつけないで、予算と必要装備を秤にかける必要があるだろう。

 ちなみに新型アルヴェルの量販グレードであるZ(ヴェルファイアの場合はZプレミア)では、ハイブリッド仕様とガソリン仕様が選べる。

 どちらも装備面では大きな違いがないので、パワーユニットで選ぶことになるが、アルファードだとハイブリッドとガソリンエンジンの差は約80万円、ヴェルファイアでは約35万円の差が生じる。

 大型ミニバンだけに走りにもゆとりがほしいという人は2.5Lハイブリッド、運転する楽しさを求めるならヴェルファイアの2.4Lターボ、値ごろ感が重要という人はアルファードの2.5Lガソリンが候補となる。

 ちなみに新型アルヴェルの2.5Lハイブリッドは、WLTCモード燃費が17.7km/Lまで向上しているため(エグゼクティブラウンジは17.5km/L)、ガソリンモデルとの燃費差もそれなりに開くはずだ。

 現時点では残価設定型クレジットの残価率でも、ハイブリッドとガソリンに大きな違いはない様子。仮に一番安いアルファードの2.5Lガソリン仕様を選んだとしても、高いリセールバリューは期待できるだろう。となるとお買い得モデルはアルファードZのガソリンFFモデルだろうか。プライスは540万円だ。

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みんなのコメント

32件
  • お買い得、とか考えて買うクルマ?
  • 本当にそーゆー用途で使う法人やリッチ系は
    レクサスLM買うでしょ
    出るの分かってるんだから、慌てて格下モデル買う必要がない
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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